不定期日記(2008)前期  ネタは随時募集しております。ぜひ御一報下さい 

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【2008.6.30 先端研にて】

 講演会です。今日は「気候変動に関する中長期戦略国際会議」なるイ
ベントがあったのですが、出だしいきなり荻原健司氏(参議院議員)の
挨拶から始まりました。
ホンモノだ...

 そうそう、先端研にはいろんな方がいらっしゃるのですが、本年6月付
けで武藤さんが客員教授として
赴任されました。誰?という方、あの「日
銀総裁になれなかった、、、」と言えば直ぐにピンと来るはず。(^^;)


【2008.6.26 Plastic Electronics Asia 2008】

 2日目にして早くも最終日。へへ〜。遂に城戸先生と2ショットですよ。

ありがとうございます

 ブログのぶっちゃけ具合とは裏腹に、受け答えはいたって物腰穏やかな
Gentleman でした。御講演も、訛りの無い綺麗な英語を話されておりました。

 前回の PE2006@フランクフルトでも会場がとなり合わせですれ違いに
終わり、講演終わって現地の人に案内された郊外のレストランでも偶然居
合わせていたのですが、物怖じして御挨拶する機会を逸しておりました。
分野違いということもあって、グレッツェル先生とお話するより緊張しま
したよ。はは。

 えー、肝心の会議はですね、一応御報告致します>G24i

【確認できたこと】
(1) 色素浸漬は別行程!(On Line では無い)

 私が質問した時のやり取りは以下の通り。
Q(U): 「One question please. How do you shorten the time of

     dyeing process? (I asked you because) normally it takes
     one night or sometimes more to color the TiO2 electrode.」
A(G24): 「It is big problem. もにゃもにゃ」
Q(U): 「Thank you, I understand the situation.」


 正確には Solarcoating Machinery 社の Thomas Kolbbusch 氏のプレゼ
ンなので、太陽電池の技術内容に関してつっこむのは酷なのですが、製造
ラインのキーパーソンなので一応。せめて「こうしたら早くできる」とい
う提案くらい、して欲しかった所です。まだまだよ。

 
お土産?今回もジャンクフードです(ごめんよ)。例によってパチモノ?シリーズ。(^^;)


【2008.6.25 記事のご紹介】

■Konarka の有機薄膜太陽電池,「耐久性もあります」
 
http://techon.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20080625/153898/
    (2008年6月25日付 TECH-ON!)

 妙にタイミング良く出た記事ですが、ほとんど性能の出ないであろう太
陽電池で耐久性調べてもな。。。 先日の永久機関をまじめに取り上げて
しまった記事と言い、大丈夫か?>日経

*水からエネルギー(ウォーターエネルギーシステム)、、、は“触媒”

 が“燃料”として使われているだけであって、説明にウソがあります。
 アメリカでは半世紀前から同じような詐欺が繰り返され、逮捕者も出て
 います。


【2008.6.25 Plastic Electronics Asia 2008】

>カネカの山本さんもいらしておりました。
訂正、いらしておりませんでした。他にも直前のプログラム入れ替え等、
ドタバタの様相。

 オープニングは吉川先生の司会で始まりました。以下、続く講演者の
発表は可もなく不可もなく。期待の(?)Konarka 社はデモセル持参で
登場です。

【確認できたこと】
(1) DSC 開発は G24i にライセンス委譲して撤退。有機薄膜系、ポリマー

  太陽電池に注力。
(2) 基板は薄い金属板と透明PETフィルムのサンドイッチ構造。
(3) PET 側に約 2mm ピッチ、極細の集電用メッシュあり。銀色、印刷。
(4) PET 側に
ITO 膜は無し(ポリマー塗布したそのまんま)。

【推定】
(5) “ポリマー”と称する赤い部分は P3HT のポリマーに見えない(ただ
  のインクを塗布しただけ?)。←塗りムラあり(集電グリッドも同じ)。

 特に (4) は問題アリと思われ、いや、そもそもポリマー塗っただけって、

太陽電池と言わないのでは!?

 私が質問した時のやり取りは以下の通り。
Q(U): 「Let me allow to confirm the TCO layer again. Is it ZnO or ITO?」
A(Konarka): 「It is printed. もにゃもにゃ」
Q(U): 「Sorry, I can't catch the idea.」
A(Konarka): 「Of course it is not disclosed technology. もにゃもにゃ」

 答えられないのも当たり前で、TCO に相当する部分が無いんですもの
(話が噛み合わない)。

 
この Konarka 社の技術ライセンスを譲り受けて生産を始めた G24i って... 


【2008.6.24 Plastic Electronics Asia 2008】

ソウルにきている。

明日からPlastic Electronics会議が開かれるのだ。

 おっと、いきなり失礼。ぶっちゃけ先生の
ブログから引用させて頂きま
した。(^^;)

 失礼と言えば日本側のスピーカーですが、a-Siの雄、カネカの山本さん
もいらしておりました。ろくにプログラムも調べずに出てきたわけですが、
こちらでゆっくりデスクワークに取り掛かるはずだったのが、部屋に着く
なりへたり込んでしまいました。疲れてますな>私。

ヒルトンホテル
南大門
修理中
プログラム

 *ああ、池上先生が代理で御発表ですか。その他もろもろ、情報ありがとうございました。 


【2008.6.24 Plastic Electronics Asia 2008】

 

■プラスチック エレクトロニクス Asia 2008
 http://plastic-electronics.org/event/subpages/home.php
 日時:6月24日〜26日
 会場:
ソウル ヒルトンホテル

 いきなり何ですが、今日から韓国へ発ちます。太陽電池組、日本側のス
ピーカーは吉川先生と宮坂先生と私。有機ELでは、お馴染みの城戸先生
など。

 プログラム公開されていますが、私はなぜか初日夕方の“印刷電池
(Batteries)”のカテゴリーへ。違っ!
 

 昨年は11月、今年は3月と6月と韓国へはほぼ3ヶ月周期で訪れている勘定です。


【2008.6.23 記事のご紹介】

■太陽光発電、家庭用普及へ補助金 経産省新政策
 http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20080623AT3S2002U21062008.html
    (2008年6月22日付 NIKKEI NET)
 

<半額補助政策、復活?>


 良いんだか、悪いんだか。やっぱ、真の環境対策は省エネでしょう。
AK様、お知らせありがとうございました。


【2008.6.20 記事のご紹介】

■Nanosolar社,1GW/年の太陽電池量産装置を開発
 http://techon.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20080620/153585/?ST=nano&ref=rss
    (2008年6月20日付 Tech-On!)

 CIGS、モジュール変換効率は「14.0〜14.5%」。
冗談でしょ? ←取り消し。マジですか? (^^;)
【2008.6.19 エコ・ドライブ ビトロ】

 太陽電池ネタ1つ。CITIZEN Eco-Drive VITRO。今も去ること
8年前、世界に先駆けてシースルーの a-Si を搭載した腕時計。縁
あってたまたま開発者にお話を聞く機会があったので、様々な秘話
を教えて頂きました。

 


 
ワイシャツの袖が太陽電池面に少しでも掛かると全く発電しなくなるため
分割して櫛歯構造にしたことや、薄い太陽電池では端面からエバネッセント
光を効率的に取り入れる特性があることなどなど。美しい時計を作りたくて
太陽電池まで手がけた開発者の熱意に敬服致します。この辺にもユーザーの解説があります。

 で、私の方。技術の詳細を知ると興味が湧いてどうにも我慢できなくなり、

つい先程オークションで競り落としました!今から届くのが楽しみです。

 それからもう一つ。以前もご紹介しましたが、同じシチズンで
Eco-Drive
Thermo
というシリーズがあります。いや、昔ありました(過去形)。熱電
変換素子を使用したもので、体温と外気の温度差だけで発電させるという、
優れものです。 *解説はこちら。Q&Aはこちら。あと、特許とか。

 セラミックスをμm単位で微細加工して剣山のような板を(p型とn型)
二枚作り、両者を向かい合わせて接合した素子が埋め込まれています。無論、
1000 本近いセラミックスの柱が、お互い接触することのないよう精密に配
置されています。これも何とかして手に入れたいのですが、、、国内で入手
はほぼ絶望的のようです。万一見かけた方は、ぜひ情報をお願い致します。

      *形式は BQ1000-69A です。


【2008.6.18 記事のご紹介】

■世界初のカーボンナノチューブ太陽電池、国内で開発
 
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080618-00000001-yonh-kr
    (2008年6月18日付 YAHOO! ニュース)

 
韓国電気研究院光電気研究グループのイ・ドンユン博士
チームは17日、プラチナに代わりカーボンナノチューブを
利用した色素増感太陽電池(DSC)を世界に先駆け開発し
たと明らかにした。

  


 
2004.4.24、Dr. Lee@KERI さんと一緒に。懐かしス。


【2008.6.17 続・近況報告】

 週末はソーラーカー作成の打ち合わせ&お手伝いで某所におりました。
車体は8割方完成しています。想像以上のデキ。速いです!

 


【2008.6.16 記事のご紹介】

■<第4部・2050年 未来の旅>
 次世代型太陽電池 内外の企業が覇権争い
 
http://www.tokyo-np.co.jp/feature/co2/news/080616.html
    (2008年6月16日付 東京新聞 web)

  


【2008.6.15 近況報告】

 またもや私が県外に出ている時に限って大きな地震が。ご心配をお掛け
しましたが、申し訳ございませんでした。お陰様で私の方は何事もなく、
無事です。


【2008.6.13 福田総理の演説・記者会見】

■「低炭素社会・日本」をめざして
 
http://www.kantei.go.jp/jp/hukudaspeech/2008/06/09speech.html
    (2008年6月9日付 首相官邸HP)
■福田首相スピーチ
 
http://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg1904.html
    (2008年6月9日付 政府インターネットTV)

 


(前略)
そこで、私は、革新技術の取組を一層加速するために、洞爺湖サミ
ットにきまして、国際機関とも連携した「環境エネルギー国際協力パート
ナーシップ」これを私の構想として提案したいと思っております。

 これは、30年先、40年先をにらんだ革新的な太陽電池やCCS技術、次
世代原子力発電技術などの技術開発ロードマップを世界で共有し、各国が自
分の得意分野を分担しながら国際社会が協調して技術開発を進めていくとい
うものであります。

 そして、そこで得られる成果、これは、国際社会の共有財産として、途上
国にも普及させていくそういう仕組みを創ってまいりたいと思います。

 経産省が草案を作成したんだと想像します。この段階までは高い志で立派なのですが、
いざ出先機関(?)に話が移って、実際にお金が関わる運用となると利権が絡んで、もう
血みどろ。


【2008.6.12 記事のご紹介】

■太陽電池事業に参入すべきかどうか
 
http://techon.nikkeibp.co.jp/article/TOPCOL/20080611/153111/?ref=rss
    (2008年6月10日付 Tech-On!)

 勝者無き繁栄では意味がない...


【2008.6.12 千客万来

 今年もそろそろ半年が過ぎようとしています。試しに
色素増感太陽電池に関する来客件数を数えたのが右の図。
最近、なぜか増加傾向。この調子だと年に 200〜300社、
延べ人数で 400〜500 人前後の御訪問を頂く勘定に。

 時間を頂戴して話を良く聞きますと、むしろこちらが
教えられることの方が多く。新しい材料、新しい技術、
新しい知見、まだまだあります。

 



【2008.6.11 セミナーのご紹介

 少し先ですが1つご紹介。それはそうと明日!新化学発展協会にて
講演会があることを今頃になって気付きました(スミマセン)。懇親
会でお目にかかれることを楽しみにしております>皆様。

色素増感太陽電池★徹底解説
 ★Electronic Journal 第220回 Technical Seminar  

 
http://www.electronicjournal.co.jp/

主 催:株式会社電子ジャーナル
日 時:2008年
8月21日(木)9:45〜17:00
会 場:総評会館(新御茶ノ水)
受講料:47,500円 *詳細未定

■1 色素増感太陽電池の課題と展望
  産業技術総合研究所 太陽光発電研究センター 有機薄膜チーム 原 浩二郎氏
■2 色素増感太陽電池の開発動向
  東京大学 先端科学技術研究センター 特任准教授 内田 聡氏
■3 材料システムから見た色素増感太陽電池
  (株)林原生物化学研究所 東京研究室 松井文雄氏
■4 SPD法による色素増感太陽電池の作製技術
   (株)SPD研究所 代表取締役 金子正治氏
■5 未来型太陽光発電システム研究センターの色素増感太陽電池
   岐阜大学大学院 環境エネルギーシステム専攻 准教授 吉田 司氏
■6 ペクセル・テクノロジーズの色素増感太陽電池
  ペクセル・テクノロジーズ(株) 代表取締役 宮坂 力氏


【2008.6.10 Sorry】

 忙しくて更新できませんでした。申し訳ない。
皆様、各種学会の準備状況は如何でしょうか?


【2008.6.9 記事のご紹介】

■「プラスチック色素増感型太陽電池素子を開発」と
 伝わった藤森工業(
7917)に再度関心向かう
 http://moneyzine.jp/article/detail/64735/
    (2008年6月9日付 MONEY zine)

 

 確かに。


【2008.6.8 お出かけ】

 午後、用事でとある施設に出掛ける。車でIC(インターチェンジ)一つ
分、¥500。がしかし、事前の下調べにもかかわらず閉館。帰り、再び高速
道路で戻るも、入口を間違えて逆方向へ。1つ先で折り返して、ようやく戻
る頃には2時間半が経過。無駄に払った高速料金¥2,000+ガソリン(予想
¥1,000)。トホホ。正しい情報には価値があると、身をもって思い知らさ
れた次第。

 ↑強引な前振りですが、今からDSCを始めたい、あるいは既にやり始め
たけど落とし所が見つからないという企業さんは多いはず。色素電池でした
らいつでも御相談賜ります。気兼ねなく先端研お越し下さい。→まずはメー
ルか電話でどうぞ。


【2008.6.6 記事のご紹介】

■コスト安新型太陽電池 独自技術で耐久性向上
 (県技術センター 100社以上「共同研究を」

 http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shimane/news/20080602-OYT8T00751.htm
    (2008年6月3日付 YOMIURI ONLINE)

耐久性に優れた色素増感太陽電池を開発
    (2008年2月7日付 島根県報道発表)

■HP が Xtreme Energetics 社に超高効率太陽電池システムを創成するための技術をライセンス
 (
HP Licenses Technology to Xtreme Energetics for Creation of Super-efficient Solar Energy System)
 http://www.hp.com/hpinfo/newsroom/press/2008/080604a.html
    (HP News release, PALO ALTO, Calif., June 4, 2008)


【2008.6.6 実験君】

 マンパワーに余裕ができたら、いつかやってみよう思い続けて5〜6年
温めていた電解液の固体化実験。やり始めたら、あっさり思惑通りにうま
く行きました。下の写真、添加剤は 8wt%(残り 92 wt% が Acetonitrile)

 がしかし、ネタを温め過ぎたせいか、もたもたしている間に類似の特許
が出ていることにごく最近気付いた次第。はー、しょうがないですね。
あと一捻り、頑張ります。

 
顔出しゴメン。にしても幸先いいぞ!


【2008.6.5 セミナーのご紹介

 ご紹介忘れ、今頃掲載で申し訳ない有料講演会3つ。

■SFJ2008 (SEMI Forum Japan)
★太陽電池Tutorialセミナー -プロセスや特徴を基礎から解説-

 
http://www.semi.org/sfj 

主 催:SEMI
協 賛:社団法人日本半導体ベンチャー協会(JASVA)、SSIS半導体シニア協会
日 時:2008年
6月19日、20日
会 場:グランキューブ大阪(大阪国際会議場)
受講料:全コース 28,000円(6/6までの特別料金)
     1コース 8,500円(6/6までの特別料金)
■第一線の大学の先生方を講師に迎え、太陽電池の種類別にプロセス、特徴を基礎
 から分かり易く解説し、研究開発の先端動向についても説明します。新規ビジネ
 スとして参入を検討されている方、基礎的な疑問をお持ちの方にお勧めの講座です。
■SEMIマーケットセミナー
 皆様の事業計画策定に有用な、半導体関連産業の市場動向の分析と展望を提供しま
 す。今回は特に注目が集まる太陽光発電を取り上げ、躍進著しい市場の全体像を明
 らかにします。


■太陽電池セミナー2008
★欧米アジア,グローバル・プレーヤの戦略

 
http://techon.nikkeibp.co.jp/seminar/080630.html 

主 催:日経エレクトロニクス / NIKKEI MICRODEVICES
日 時:2008年
6月30日7月1日
会 場:東京コンファレンスセンター・品川
受講料:73,000円 ⇒ 早割特価:68,000円(2008年6月20日まで)
     1コース 8,500円(6/6までの特別料金)


■太陽電池のプロセス・材料技術
 〜色素増感・シリコン系を中心に〜【講師7名】

 
http://www.johokiko.co.jp/seminar_electric/AB080633.php 

主 催:情報機構
日 時:2008年
6月16日17日
会 場:[東京・蒲田]大田区産業プラザ6階D会議室
受講料:1名59,850円(税込、資料・昼食代含)
     *1社2名以上同時申込の場合、1名につき49,350円
講 師:
桐蔭横浜大学 大学院工学研究科 教授/ペクセル・テクノロジーズ(株) 代表
  工学博士 宮坂 力 先生
静岡大学 工学部 物質工学科 准教授 工学博士 奥谷 昌之 先生
昭和電工(株) 化学品事業部門 化学品事業部 開発部 開発部長 田中 淳 先生
慶應義塾大学 理工学部 応用化学科 准教授 工学博士 藤原 忍 先生
三菱電機(株) 中津川製作所 太陽光発電システム部 部長 工学博士 有本 智 先生
三洋電機(株) ソーラー事業部 事業企画部 担当部長 工学博士 脇坂健一郎 先生
富士電機システムズ(株) 制御システム本部 太陽電池統括部 熊本工場
  設計部 セル設計課 増田 頌之 先生

 「シキソゾウカンガタタイヨウデンチ」 です。舌を噛みそうな名前ですが(以下略)、その通り...


【2008.6.4 セミナー(偲ぶ会)のご紹介】

 悲しいお知らせです。ここ最近にわかに新聞等で取り上げられ、注目
されているフィルム型有機薄膜太陽電池の最大の功労者です。

■産総研太陽光発電研究センター研究会「有機太陽電池の研究展開」
 〜故斉藤和裕氏が遺したもの、これからつながるもの〜

    


主 催:産業技術総合研究所 太陽光発電研究センター
日 時:平成20年
7月11日(金)13:30〜
会 場:KKR ホテル東京(旧竹橋会館)〒100-0004東京都千代田区大手町1-4-1
    
http://www.kkr-hotel-tokyo.gr.jp/
定 員:100名(定員に達し次第受付終了)
会 費:懇親会費 壱万円 (記念品代 弐千円含む)
概 要:有機太陽電池の研究開発に精魂を傾けてきた故斉藤和裕氏を偲び、斉藤
    和裕氏が遺した研究を顧みるとともに、第一線でご活躍されている先生
    方に今後の有機太陽電池の展開について紹介いただきます。本研究会の
    内容は、後日小冊子にまとめてご参加いただいた方の思い出としたいと
    存じます。
連絡先:独立行政法人 産業技術総合研究所 太陽光発電研究センター 有機薄膜チーム
    〒305-8568 茨城県つくば市梅園1-1-1 つくば中央第2
    當摩哲也(tetsuya-taima@aist.go.jp) 原浩二郎(k-hara@aist.go.jp)
    TEL:029-861-3474, FAX:029-861-3475, e-mail: staff-otft@m.aist.go.jp
締め切り:
6月20日(金)<それ以降のお申し込みはお問い合わせください>

お申し込みは下記内容を明記の上、メールまたはFAXでお願いいたします。
------------------------------------------------------------------------------
お名前:
御所属:
住所:
電話・FAX番号:
E-mail:
懇親会参加の有無:
------------------------------------------------------------------------------
staff-otft@m.aist.go.jp へ送信お願いします。

プログラム:
 PM1:30〜1:45(15分)
近藤道雄 センター長 挨拶・斉藤和裕氏を偲んで・業績紹介
 PM1:45〜2:00(15分)
當摩哲也 AIST研究紹介「有機薄膜太陽電池の研究開発」
 PM2:00〜2:10(10分)
原浩二郎 AIST研究紹介「有機色素太陽電池の研究開発」
 PM2:10〜2:40(30分)
講演 桐蔭横浜大学 杉道夫 先生「LB膜研究開発の過去・未来」
 PM2:40〜3:10(30分)
講演 松下電工株式会社 阪井淳 先生「有機薄膜太陽電池の研究動向と将来への期待」
 PM3:30〜4:00(30分)
講演 東京大学 大学院 但馬敬介 先生「学術的な有機薄膜太陽電池の面白さ(仮)」
 PM4:00〜4:30(30分)
講演 シャープ株式会社 韓礼元 先生「企業から見た色素増感太陽電池の将来性 (仮)」
 PM4:30〜5:00(30分)
講演 八瀬清志 光技術研究部門副部門長「有機で作る電子デバイスのこれから(仮)」
 PM5:00〜5:05(5分) 小林直人 理事 (閉会の挨拶)
 PM5:30〜 懇親会

 *都合により私と柳田先生、欠席致します。申し訳有りません。


【2008.6.3 セミナーのご紹介】

 どこか見覚えのあるメンバーですな。(苦笑)

■≪高効率化・フレキシブル化に向けた≫
 色素増感太陽電池における材料設計 
★実用化、量産化を後押しする各種構成部材の構造・特性と最新の開発状況とは?
★増感色素の種類・分子設計、チタニアの作り込み、ペーストの塗布・乾燥方法、光電変換特性の評価、、

 
http://www.gijutu.co.jp/doc/s_806268.htm 

主 催:技術情報協会
日 時:2008年
6月26日(木)10:00〜17:15
会 場:[東京・御茶ノ水] 総評会館 5F 502会議室
受講料:1名につき 63,000円 (消費税込、昼食・資料付)
     1社2名以上同時申込の場合のみ1名につき52,500円〕
講 師:
 1. 産業技術総合研究所・光技術研究部門・分子薄膜グループ 研究員 博士(理学) 甲村 長利 氏
 2.(株)バイオフォトケモニクス研究所 取締役所長 工学博士 金子正夫 氏
 3. 昭和電工(株)技術本部 研究開発センター (川崎) サイトマネージャー 田中 淳 氏
 4.ペクセル・テクノロジーズ(株) 研究開発部 主任研究員  瓦家 正英 氏

■【色素増感/結晶Si/薄膜Si/多接合/CIGSに対応した】
 色素増感太陽電池を中心とした事例に学ぶ太陽電池性能評価技術
★太陽電池性能評価(結晶Si,薄膜Si,多接合,CIGS)の基礎と技術を教えます!
★輸出や製品の性能向上に欠かせない評価基準や測定データのとり方、見方を初心者にも判り易く解説!

 
http://www.gijutu.co.jp/doc/s_806912.htm 

主 催:技術情報協会
日 時:2008年
6月16日(月)10:30〜16:30
会 場:[大阪・天満橋] エルおおさか 南館7F 南72会議室
受講料:1名につき49,980円(消費税含む、昼食・資料付)
     〔1社2名以上同時申込の場合1名につき39,480円〕
講 師:
    (独)産業技術総合研究所 太陽光発電研究センター 
    評価・システムチーム チーム長 理学博士 菱川 善博 氏

 先週末より学会申込のラッシュ。なんとか、ギリギリ形に納まった感じ。死の月曜日がようやく終わりました(これで寝れる)。


【2008.6.2 記事ご紹介】

 今頃で申し訳ない、取りこぼし記事です。K家様、感謝です!

■フリジアの太陽光レースへようこそ
 Welcome to the Frisian Solar Challenge
 
http://www.frisiansolarchallenge.com/eng/index.php
    (2008年5月8日付 web)

■史上初、ソーラーボートで大西洋横断に成功 - 米国
 10年メド開始 価格半分、シェア拡大へ
 
http://www.afpbb.com/article/1579020
    (2008年5月9日付 AFP BB News)

■オランダで最新型ソーラーボート公開、時速55キロ
 http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/science-technology/2397766/2975595
    (2008年5月30日付 AFP BB News)


 
   Amsterdamにて

   '98 Photo Album


 あと、これ。

効率まだ低いが量産向き
 ニュースに見る1週間 4位 ソニーが新型太陽電池
    (2008年6月2日付 日経新聞17面)


【2008.5.30 インドリン色素D205】

>中国でD色素の海賊版がでています。なんとD205まで売ってますね。
>純度がガスクロ98%というのもお笑いですね。何を分析してるのやら?

 うう、さすが中国。こちら、研究室では大爆笑でした。どうする>T田さん?

       

 
インドリンが合成できたところまでは凄いとして、ロダニン環、どうやって繋いだんでしょうねぇ?


【2008.5.30 都内会場より】

 今日はまたしても都内で講演会です
色素増感太陽電池の現状と未来   

主 催:オルガテクノ2008セミナー事務局(株式会社エコネン内)
日 時:2008年5月30日(金)13:30-16:25
会 場:御茶ノ水・総評会館 (
http://www.sohyokaikan.or.jp

くろっぺ
池上先生
田中先生


【2008.5.29 大阪会場より】

色素増感太陽電池の現状と課題
主 催:近畿化学協会 エレクトロニクス部会
日 時:2008年5月28日(木)14:00-18:15
会 場:大阪科学技術センター 7階701号室
 http://www.kinka.or.jp/electronic/saishin.htm

 講師含めて聴講60名と、予想外に(?)好評頂きました。
部会関係者、ならびにお集まり頂きました皆様方に感謝申し上げます。

くろっぺ
三浦先生
瓦家先生


【2008.5.28 新刊本のご案内】

 今月は有機PVの大特集。

■月刊機能材料 2008年6月号
 ・発行日:2008年5月5日
 ・価 格:4,200円(税込)
 ・体 裁:B5判
 ・発行元:シーエムシー出版

【特集】有機薄膜太陽電池の新展開
 ・有機薄膜太陽電池の課題と展望
 ・低分子系有機薄膜太陽電池の最新技術
 ・超階層ナノ構造をもつ有機薄膜太陽電池
 ・超高純度有機半導体を用いた高効率有機薄膜太陽電池
 ・半導体高分子を用いる有機薄膜太陽電池の最新技術
 ・ESDUS法による高分子太陽電池の構造制御
 ・有機薄膜太陽電池の劣化と長寿命化
 ・有機薄膜太陽電池の市場動向

  
 http://www.cmcbooks.co.jp/magazine/2008_fm.php

 てーか、私のモヤモヤはず〜っとこのままなんでしょうか? ほんとに。

*私の身に何か不満あるわけではありません。単なる独り言です。ブツブツ。


【2008.5.27 色素増感太陽電池 on YouTube】

 DSC、遂に動画サイトへ進出。

 ■色素増感太陽電池 : DigInfo
  
http://jp.youtube.com/watch?v=tQjuS252b5I(日本語版)
  http://jp.youtube.com/watch?v=fAD4YSFKE-k(English)

 島根県産業技術センターは、県の新産業創出プロジェクトの一つとして
進めている色素増感太陽電池(DSC)の研究開発で、耐久性を高めJIS規
格の耐熱性試験を世界で初めてクリアしたサブモジ ュール(十二センチ
四方)を開発しました。広く普及しているシリ コン系太陽電池に匹敵す
る耐久性を持っています。(後略)

 元々は農業用ビニールへの応用を志向していたんですよね。ちょっとネタが古くて申し訳ない。


【2008.5.26 エコワークショップ by SONY】

 ネタが重なったのは偶然です。こういうお金の掛け方は良いですね。
まさか教育に切り込んでくるとは思わなんだ。

■エコワークショップ開催
 〜
色素増感型太陽電池をつくろう〜 ソニーの新エコ技術
 
日時:6月29日(日)1st 11:30〜13:30、2nd 14:30〜16:30
 締切:6月11日(水)
 http://www.sonybuilding.jp/csr/eco08/index06.html#06

※多数ご応募頂いた場合は、抽選となります。
※当選された方にはメールでご連絡いたします。
※20歳以上の保護者の方(1名様まで)ご同伴での参加となります。
※対象:小学校4〜6年生

 先着20組! 残念だねえ、聡一郎>3年生。(笑)








■ソニーが反落、低コスト太陽電池開発との報道も地合いの弱さに押される
 http://charge.biz.yahoo.co.jp/vip/news/kab/080526/080526_mbiz073.html
    (2008年5月26日付 株式ニュース YAHOO!)

 (前略)報道に対しソニーでは、「コストに関しては日本経済新聞の推測だが、
それ以外は事実。3月に行われた学会で発表している。また研究レベルで事業化
できるかは未定」(広報センター)としている。

■ソニー<6758.T>:製造コストの低い色素増感太陽電池を開発との報道
 http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnTK013290620080525?rpc=144
    (2008年5月26日付 ロイター web)

■[太陽電池関連] ソニーが頑強 新型太陽電池開発で
 http://www.nsjournal.jp/news/news_detail.php?id=85923
    (2008年5月26日付 NSJ日本証券新聞ニュース)

【2008.5.25 を!】

 日経に記事出ましたね。それにしても、なぜこのタイミング?

■ソニーが新型太陽電池、製造コスト最大10分の1・事業化の可能性
    (2008年5月25日付 NIKKEI NET)

 2 ch では早くもスレが立っています。ここここなど。kuroppe HP
へもリンクが張られていて、有難いやら迷惑やら。(苦笑)

 にしても、残念ながらほとんど役に立つ情報ありません。ガセネタ多し。(^^;)


【2008.5.23 なーし】

 ネタ切れ。下の解説、来週にしますね。フフフ


【2008.5.22 記事ご紹介】

 オマケで更に追加。

■特集 新世代太陽電池の動向
    エネルギー・資源学会誌 2008/5月号) 

(目次 292KB)



【2008.5.22 記事ご紹介】

 更に記事追加です。

■大分大が新型燃料電池 でんぷんと光で発電
 分解酵素や光触媒利用 CO2を削減
    (2008年5月2日付 日経産業新聞12面)


【2008.5.21 記事ご紹介】

 今頃で申し訳ない、取りこぼし記事です。H塚様、感謝です!

■化学を磨く 塗るだけで太陽電池
 三菱化学 ケータイ「自家発電」
    (2008年5月2日付 日経産業新聞1面)

■薄膜型太陽電池 三洋、量産2年前倒し
 10年メド開始 価格半分、シェア拡大へ
    (2008年4月23日付 日本経済新聞11面)

■阪大・先端科学・町田憲一教授、柳田祥三教授
 太陽電池の効率向上 韓国社などと共同研究
    (2008年4月22日付 日本経済新聞11面)

太陽電池飛行機を支援
 国際航空運送協会 認可取得や物流で

 CO2 削減の「象徴」に
    (2008年4月15日付 日経産業新聞4面)


 
  三菱化学






 


【2008.5.20 記事ご紹介】

■しなやかグリーンの太陽電池 三菱商事など実用化にメド
 http://www.asahi.com/business/update/0518/TKY200805180158.html
    (2008年5月19日付 asahi.com)

太陽電池 緑鮮やか しなやかに
 有機材料で黒脱却 デザイン性に期待
    (2008年5月19日付 朝日新聞2面)

■G8 環境大臣会合関連展示会へ共同開発中の次世代太陽電池を展示
 http://www.mitsubishicorp.com/jp/pdf/pr/mcpr080519_2t.pdf
    (2008年5月19日付 三菱商事プレスリリース)
    (2008年5月19日付 トッキプレスリリース)

 


 1日遅れでスマソ。しかしなぁ...


【2008.5.19 記事ご紹介】

■IBM、ソーラーファーム技術の飛躍的な前進を発表
 http://www-06.ibm.com/jp/press/2008/05/1603.html
    (2008年5月16日付 IBMプレスリリース)

■IBM,大型集光レンズとLSI用冷却システムで太陽光発電の効率を向上
 http://techon.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20080516/151818/?bzb_pt=0
    (2008年5月16日付 Tech-On!)

 
   (IBM.com)


# 低倍率集光+追尾にどの程度の意味があるのかは不明ですが
# 流石に2300倍だと応分のセルコスト低減の効果が見込めるん
# じゃないでしょうか?

■NTTグループ 太陽光発電促進へ事業組合
 7月設立 利用規模、4年後3倍
 http://www.business-i.jp/news/ind-page/news/200805170021a.nwc
    (2008年5月17日付 フジサンケイビジネルアイ web)

# 電話の電源バックアップで昔から独立電源には強い組織ですからネ

■「薄膜Si太陽電池の量産を前倒し,効率は12%」,
 三洋電機の開発責任者に聞いた
 http://techon.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20080516/151831/?bzb_pt=0
    (2008年5月16日付 Tech-On!)

 以上、T島先生ありがとうございました。


【2008.5.16 お祝い会ですよ】

 瀬川研、今年の集合写真はこれでいきます。


【2008.5.16 記事ご紹介】

■豊田工大の山口氏,太陽電池の「CHERRY AWARD」を受賞
 http://techon.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20080514/151727/?ref=ML
    (2008年5月15日付 Tech-On!)

 ↑凄いですね。でも、やっぱり今日の目玉はこれでしょう↓ (^^;)

■<トリンプ>地球に優しい! 携帯充電も可能な太陽光発電ブラ
 http://mainichi.jp/life/fashion/graph/20080514/
    (2008年5月15日付 毎日jp)

■トリンプ・インターナショナル、環境への関心を高める下着
 「太陽光発電ブラ」を発表
 http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=188964
 http://release.nikkei.co.jp/attach_file/0188964_03.pdf(仕様書)
    (2008年5月14日付 NIKKEI NET)

   [Impress]



 ブラに太陽電池???


【2008.5.15 記事ご紹介】

■米ローワン大学、果物の色素から太陽電池
    (2008年5月14日付 日経産業新聞10面)

 ブラックベリー、ブルーベリー、オレンジ、グレープ(果汁)を用いて
色素増感太陽電池を構成。まあ、既定路線ですな。
出典はこちら→ http://www.rowan.edu/today/news/index/PR/2141
         http://www.goodcleantech.com/2008/05/fruitbased_dyesensitized_solar.php

 あちこちでニュース化されています。アメリカ受けするんでしょうなぁ...
これ、誰か記事にしません?(苦笑)


【2008.5.14 記事ご紹介】

 先日のコナルカ社のフォローアップの記事はこちら↓

■インクジェット印刷の安価な有機薄膜太陽電池、年内に商品化へ?
 http://eco.nikkei.co.jp/special/article.aspx?id=20080314q4000q4
    (2008年3月14日付 NIKKEI NET)

■プリンタから太陽電池が作れる未来がすぐそこに!「Power Plastic(R)」
 http://greenz.jp/2008/04/18/konarka_solar/
    (2008年4月18日付 greenz・jp)

 適当なネタで申し訳ない、超 busy!


【2008.5.13 記事ご紹介】

■「発電コスト5円/kWhが可能」,米ベンチャーが集光追尾型太陽電池を開発
 http://techon.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20080509/151492/?ref=ML
    (2008年5月9日付 Tech-On!)

■Sunrgi LLC Solar Energy Systems
 http://peswiki.com/index.php/Directory:Sunrgi_LLC_Solar_Energy_Systems

 


 これ、正直、何か意味(優位性)あるんでしょか?


【2008.5.12 サウジアラビアからの来客】

 

 サウジの王子様、もとい、石油資源省の大臣自ら先端研を御訪問頂き
ました。OPEC の議長もされたことのある超ハイレベルのお客様。
今朝は成田まで自家用ジェット機でお越しです。太陽電池技術が目当て。

 どうなる!?>瀬川研


【2008.5.8 発表会のご案内】 by T島先生、GJ!

■NEDO若手研究グラント成果発表会(要申込)
 日 時:平成20年
5月27日(火)15:45〜16:15
 場 所:川崎日航ホテル12階中の間
 発表者:原 浩二郎「高性能の擬固体型有機色素太陽電池の開発」
 詳細&申込:

 (136KB)

  
https://app3.infoc.nedo.go.jp/informations/koubo/events/CA/nedoeventpage.2008-04-07.7484637881/



【2008.5.7 記事ご紹介】

■色素増感型太陽電池を印刷で量産,英G24i社が6月末にもWebで販売へ
 http://techon.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20080502/151314/
    (2008年5月2日付 Tech-On!)

■「量産始まる有機太陽電池,効率や耐久性でも躍進」
 結晶Si系並みの200MW/年で生産へ
 http://techon.nikkeibp.co.jp/article/HONSHI/20080430/151205/
    (2008年5月5日付 Tech-On!)

 


 una 様からも掲示板でお知らせいただきましたが、日経エレクトロニクス

の記事です。冊子の実物は今日目にしました。記者の方には事前にインタビ
ューを頂いていたのですが、うーむ、こうなるのね。(汗)

 かなり断定的な表現になっているため、「ソーラーカーレースに出られた
ら、その時初めて DSC は Si 太陽電池と同じ土俵に立つ(内田)」という
説明がいきなり「DSC は Si 太陽電池と同じ土俵に立つ見通し」といった調
子で、まあ、想像を膨らませてお読み下さい。久々に DSC の大特集記事です。

 個人的には G24i(お金と設備はあっても技術はほとんど無し? これから
の取り組みに期待)も Konarka(DSC 開発はもう止めた?)も海外メーカー
の動向に関しては全く眼中無いのでありますが、記事という性格上、皆同
列に、かつこれらの話は(単なる未来への願望であろうと)情報提供者の主
張のままに扱わざるを得なかったんだと理解しています。

*有機色素の開発動向はクマリン系(原先生のお仕事ですね)が直近では既
 に 8% を越えていますので、今回は集録から漏れてしまいましたがゴメン
 ナサイであります(←私じゃないぞ ^^;)。


【2008.5.6 振替休日】

 帰国日。セブ 5:00→マニラ(国内)→マニラ(国際)→成田→東京。
精魂尽き果てて帰宅。

お疲れさまでした>私。(^^;)
Dyさんからのお土産です
サービスショット


【2008.5.5 セブにて、快晴】

Ocean view
たたずむくろっぺ

 丸一日遊び、Sorry。明日は早朝 3 時に出発です。


【2008.5.4 バコロドにて、快晴】

御一行様
Queen of peace church
宣誓
Scene1
Scene2
Scene3
Scene4
Scene5
レセプション

 うちはこの先プライベートで外国旅行なんて永遠に無いだろう
思っていたら、計らずともフィリピンを訪れる機会を得ました。
Dy(ディー)さん、御招待ありがとう。今日は結婚式です!

 
研究室向け私信モード:16日(金)OK、旦那さんは微妙(恐らくムリ)です


【2008.5.3 東京→フィリピン(マニラ→バコロド)】

東京→マニラ
メモリアルパーク
シエスタの山車
ファミリー
新井さん来てます

 超手抜き&手振れでゴメンナサイ


【2008.5.2 明日からGW】

 世間一般には一足早くゴールデンウィーク突入のようですが、 
我々カレンダー通りでございます。でもって、いきなり明日か
らフィリピンへ行くことに。

 今回はプライベートですが、抱える背景はいろいろありまし
て、かなりの強行軍です。まあ、とりあえず出発致します。

仙台→東京

 *太陽電池ネタ切れでゴメンナサイ


【2008.5.1 会社訪問】

 とある雨の日の午後(いつでしょう? ^^;)、ニューロング精
密工業
さんの本社をお邪魔致しました。五反田なので、30分足
らずの距離にあります。

 

本社ビル
半自動印刷機
角度が重要
これ、要りますよね?

 手刷りの酸化チタン製膜もそろそろ技術の限界が見えつつある現在、何とし
ても予算確保して印刷機が欲しいのですが... いや、マジで。


【2008.4.30 セミナーを振り返って】

 お待たせ致しました(?)。いやー、お陰様で楽しい一時を
過ごさせて頂きました。関係者の皆様、御聴講の皆様、どうも
ありがとうございました。

 

吉田先生
くろっぺ
伊藤先生
三浦先生
箕浦先生
集合1
集合2
おお、若狭先生!

>あと、一緒に写っている美女は誰ですか?w

 私のファンです(嘘です)。SEMIジャパン、PV 部門の安部さんです。顔出しゴメン。(^^;)
IPS-17 と会期が被っておりますが、“PVJapan 2008”の主催者となる会社です。


【2008.4.30 記事ご紹介】
■こんな「新製品」を待っていた。 

 太陽電池バッグ ジュースバッグ
    (2008年夏号 通販生活)

O村先生、ありがとうございました。


【2008.4.29 昭和の日】

【2008.4.28 記事ご紹介】 毎度T島先生、感謝です!

■東工大小長井教授、「トリプル型」の開発加速
 薄膜シリコン太陽電池研究
    (2008年4月25日付 電気新聞4面)

 「・・・理論的には18%を超えるセル変換効率が得られる見通し・・・」


【2008.4.25 講演会・展示会のお知らせ】

 今年もやります、PE2008。太陽電池(Japan)は3名で臨みます。

■プラスチック エレクトロニクス
  1st Asian Plastic Electronics conference & Showcase
 主催:Plastic Electronics
 会期:2008年6月25日(火)-26日(水)
 場所:ソウル
 http://plastic-electronics.org/event/subpages/home.php

 
 


■太陽光発電、太陽電池に関する国際会議・展示会
  Photovoltaics "Beyond Conventional Silicon" USA2008
 主催:IDTechEx
 会期:2008年6月17日(火)-18日(水)
 場所:デンバー、ハイアット リージェンシー テック センター 
 http://www.infoshop-japan.com/conference/photovoltaicsusa08

 


■太陽電池、太陽エネルギー材料と薄膜(IMRC2008)
  Photovoltaics, Solar Energy Materials and Thin Films 
 主催:Academia Mexicana de Ciencia de Materiales and
    Centro de Investigacionn Energia-UNAM
 会期:2008年8月17日(日)〜21日(木)
 場所:Hotel Marrito Casa Magna, Canc迪, Mexico
 http://www.cie.unam.mx/IMRC2008/

 



【2008.4.24 セミナーのご紹介】

 ままだ続く、有機系太陽電池の講演会情報。

■太陽電池のプロセス・材料技術
色素増感・シリコン系を中心に〜【講師7名】

 
http://www.johokiko.co.jp/seminar_electric/AB080633.php

主 催:情報機構
日 時:2008年
6月16日(月)10:00-17:15
           17日(火)11:00-16:00
会 場:[東京・蒲田]大田区産業プラザ6階D会議室
    (〒153-8904 東京都目黒区駒場4-6-1)
受講料:1名59,850円(税込、資料・昼食代含)
     *1社2名以上同時申込の場合、1名につき49,350円

概 要:
プリンタブルなプラスチック色素増感太陽電池モジュールの開発、スプ 
レー熱分解法による
色素増感太陽電池の作製、色素増感太陽電池のフレキシブル
化を可能にする酸化チタン電極材料、ZnO
色素増感太陽電池の現状と展望、
多結晶シリコン太陽電池の高効率化技術について、フレキシブル太陽電池とロー
ルツーロール製法について
<講師>
(1)桐蔭横浜大学 大学院工学研究科 教授/ペクセル・テクノロジーズ(株)
  代表 工学博士 宮坂 力 先生
(2)静岡大学 工学部 物質工学科
  准教授 工学博士 奥谷 昌之 先生
(3)昭和電工(株) 化学品事業部門 化学品事業部 開発部
  開発部長 田中 淳 先生
(4)慶應義塾大学 理工学部 応用化学科
  准教授 工学博士 藤原 忍 先生
(5)三菱電機(株) 中津川製作所 太陽光発電システム部
  部長 工学博士 有本 智 先生
(6)三洋電機(株) クリーンエナジーカンパニー ソーラー事業部 事業企画部
  担当部長 脇坂 健一郎 先生
(7)富士電機システムズ(株) 制御システム本部 太陽電池統括部 熊本工場 設計部 
  セル設計課 増田 頌之 先生


色素増感太陽電池の電極作製・評価と高効率化 
〜有機色素の開発/フィルム化/固体化〜

 
http://www.science-t.com/seminar/B080617.htm

主 催:サイエンス&テクノロジー
日 時:2008年
6月17日(火)10:30〜16:00
会 場:東京・中央区日本橋 東京八重洲ホール 3F 302 ≪
会場地図はこちら≫ 
受講料:47,250円 ※資料・昼食付
    ⇒E-mail案内登録会員 44,800円
プログラム:
(1) 酸化亜鉛電析膜を用いる色素増感太陽電池の開発
  岐阜大学 大学院 工学研究科 准教授 吉田 司 氏
(2) 実用化に向けた色素増感型太陽電池
  東京大学 先端科学技術研究センター 特任准教授 内田 聡 氏
(3) 色素増感太陽電池の高性能化とその固体化技術
  九州工業大学 大学院 生命工学研究科 教授 早瀬 修二 氏


色素増感太陽電池の現状と未来 

 
http://www.eco-nen.com/datahold/20080530.pdf

主 催:オルガテクノ2008セミナー事務局(株式会社エコネン内)
日 時:2008年
5月30日(金)13:30-16:25
会 場:御茶ノ水・総評会館 (
http://www.sohyokaikan.or.jp
プログラム:
(1)色素増感太陽電池の現状と未来 (仮題)
  東京大学 先端科学技術研究センター 特任准教授  内田 聡 氏
(2) (3) *詳細未定
名刺交換/懇親会
申込先:詳細は⇒
http://www.eco-nen.comをご覧ください!
照会先:株式会社 エコネン(オルガテクノセミナー事務局)東京都中央区湊1-2-12 堀川ビル3F 
      TEL.03-5117-2224FAX.03-5117-2223Mail: infos@eco-nen.com


色素増感太陽電池の現状と課題 

 
http://www.kinka.or.jp/electronic/saishin.htm

主 催:近畿化学協会 エレクトロニクス部会
日 時:2008年
5月28日(木)14:00-18:15
会 場:大阪科学技術センター 7階701号室
       (大阪市西区靭本町1-8-4・電話:06-6443-5324)
 <交通>地下鉄四つ橋線「本町駅」下車、28番出口より北へ徒歩約5分、うつぼ公園北詰
     大阪科学技術センターアクセスマップ 
http://www.ostec.or.jp/data/access.html
プログラム:
(1)「実用化間近な色素増感太陽電池の開発動向」(14:00〜15:00)
   東京大学先端科学技術研究センターエネルギー環境分野 特任准教授 内田 聡氏
(2)「DSC用増感色素の開発動向」(15:00〜16:00)
  (株)ケミクレア つくば研究所 取締役・所長 三浦 偉俊氏
(3)「フレキシブル色素増感太陽電池の開発動向」(16:10〜17:10)
   ペクセル・テクノロジーズ(株) 瓦家 正英氏
懇親会(17:00〜18:15頃) 於:6F601号室
     会費:2,000円(当日受付にて申し受けます)
    *講師の先生を囲みアフターディスカッションを行います。
申込先:社団法人近畿化学協会エレクトロニクス部会
      〒550-0004 大阪市西区靭本町1-8-4(大阪科学技術センター内)
      TEL06(6441)5531/FAX06(6443)6685/E-mail : saidera(atmark)kinka.or.jp 


■有機太陽電池の作製・評価と界面設計 
〜最新動向から光電変換プロセス挙動の解明まで〜 

 
http://www.johokiko.co.jp/seminar_electric/AB080505.php

主 催:情報機構
日 時:2008年
5月15日(木)12:30-16:30
会 場:[東京・大井町]きゅりあん4階第1グループ活動室
受講料:1名39,900円(税込、資料代含)
     *1社2名以上同時申込の場合、1名につき29,400円
    *学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。
概 要:
本講座では、有機太陽電池の動作原理の特徴をシリコン太陽電池と対比し 
ながら概説した後、様々な有機太陽電池をそれぞれの特徴とともに紹介する。その
後、高分子超薄膜を用いた有機薄膜太陽電池における分子スケールでの界面制御技
術を解説する。また、励起子やキャリアのダイナミクスを分子の時間スケールで直
接観測する方法として過渡吸収測定法を概説し、素子特性を素過程の面から解明す
るアプローチを紹介する。
<講師>
  京都大学 大学院工学研究科 高分子化学専攻
  准教授 博士(工学) 大北 英生 先生

 *ほんとはまだある...


【2008.4.23 記事ご紹介】

■三洋、薄膜型太陽電池の量産2年前倒し・10年メド開始
 
http://www.nikkei.co.jp/news/sangyo/20080423AT1D220BB22042008.html
    (2008年4月23日付 NIKKEI NET)


【2008.4.23 セミナーのご紹介】

 色素増感太陽電池のセミナー、ほぼ毎週どこかであるんじゃな
いか?という勢い(過去最大級)です。今日は元関西ペイントの
瓦家先生、ご紹介致します

 

色素増感太陽電池用ペーストの開発と技術動向 
★鍵となる電極用二酸化チタンペースト技術を中心に解説
★実用化を目指す材料、素材技術からのアプローチ

 
http://www.science-t.com/seminar/A080521.htm?gclid=COb2st6U5ZICFQ0Yewod0gaiww 

主 催:サイエンス&テクノロジー
日 時:2008年
5月21日(水)13:00〜16:30
会 場:東京・大田区蒲田 大田区産業プラザ(PiO) 6F C会議室 
≪会場地図はこちら≫
受講料:42,000円 ※資料付
    ⇒E-mail案内登録会員 39,900円
     上記価格より:<2名で参加の場合1名につき7,350円割引>
    <3名で参加の場合1名につき10,500円割引>(同一法人に限ります)
講 師:
  ぺクセル・テクノロジーズ(株)
  主任研究員 博士(学術) 瓦家 正英 氏 【専門】化学工学

 かく言う私も、来月は講演会3件です。orz


【2008.4.22 記事のご紹介】



■JEMA最優秀賞にシャープ太陽電池
 平成20年度(第57回)電機工業技術功績者表彰者 最優秀賞
 「トリプル型薄膜太陽電池の量産技術の開発」
 ソーラーシステム事業本部 薄膜太陽電池事業部 技術開発室
 早川尚志・奈須野善之
 http://www.jema-net.or.jp/Japanese/news/080418.htm
    (2008年4月18日付 JEMAニュースリリース)

 「トリプル型薄膜太陽電池」というのは、総覧1章2節の薄膜ハイ
ブリッド型のトップ層のアモルファス部分に、劣化対策のタンデム化
を組み合わせて、計3層タンデムとしたもの、とのこと。

 byT島先生、感謝です。


【2008.4.21 講演会のお知らせ】

■Renewable Energy 2008
 会期:October 13〜17, 2008
 場所:BEXCO & Nurimaru, Busan, Korea
 http://www.re2008.org/

 


 *電気化学会秋季大会 PRiME2008(10/12〜17, ハワイ・ホノルル)
  と会期が重複

■PVJapan 2008
ニューロング


 http://www.pvjapan.org/PVJAPAN.var

 


 *太陽エネルギーの光化学変換と蓄積に関する国際会議 IPS-17
  (7/27〜8.1, 豪・シドニー)と会期が重複

 というわけでどちらも参加できず。Sorry。ちなみにグレッツェル先生、

7/10,11 はギリシャの浜辺でお過ごしの様子(ウラヤマシす)。
 
 http://nn.physics.auth.gr/isfoe/index.html


【2008.4.18 記事のご紹介】

■次世代太陽電池 まずは身近な製品に byT島先生
 iPod 向け 
色素増感型市場投入へ
    (2008年4月16日付 電気新聞4面)

 今日は終日新丸ビルにおります


【2008.4.17 フラットパネルディスプレイ研究開発.製造技術展】

 いろいろ思惑あってファインテック・ジャパン、お邪魔して参りました。
場所は東京ビッグサイト。ここからですと、会場まで30分足らずで着いてし
まうのは何とも有り難い話です。

 もしや?と思って覗いた藤森工業さんのブースでは、先日見逃した
ペクセ
ル・テクノロジーズ社
のフレキシブルDSCのモジュールを見ることができ
ました(感激)。

 理研計器さんのブースでは以前ご紹介しました
大気中光電子分光測定装置
が。でもって、ここにはなぜかこんな
展示が。(苦笑) 今日足を運んだの
には訳がありまして、公開セミナーをしっかり聴講して参りました。1時間
の講義にも関わらず、何と無料!

 他、無孔パネル張り合わせ機やガラス精密加工機、ラミネーター等々、色
素増感太陽電池の製造に使われるであろう数々の装置類を見学。サンドイッ
チパネルという構成はディスプレーと共通点が多いため、いろんな技術が流
用できます。超薄膜ガラス(50μm!)のような新材料の情報収集も含めて、
一見の価値アリです。お近くの方はぜひどうぞ。

ビッグサイト
入口にて
AC-2
セミナー
藤森工業
Flexible DSC
LEMI
ノベルティグッズ

*実は基調講演も出席しておりました。直近で真に実効性のある環境対策は
 太陽光発電(創エネ)ではなく、省エネであることをまざまざと思い知ら
 された次第。社会に与える影響として、増減する電気量が桁違いです。

 太陽電池に未来はあるのか? 複雑な思いで帰って参りました。


【2008.4.16 ENEOS】         

■新日本石油,東京大学と低炭素社会の構築に向けて新エネルギ技術に関する共同研究を開始
 http://techon.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20080415/150469/?ST=green_tech
    (2008年4月15日付 Tech-On!)

■東京大学先端科学技術研究センターとの共同研究「ENEOSラボ」の設置について
 http://www.eneos.co.jp/company2/press/2008_2009/20080414_01_0940197.html
    (2008年4月15日付 新日本石油プレスリリース)
 記者各位                            (別添資料)

 当社(社長:西尾 進路)は、東京大学先端科学技術研究センター(以下
「先端研」)との包括的組織連携を強化し、超高効率太陽電池並びに蓄電等
の新エネルギー技術に関する共同研究を開始しましたのでお知らせいたします。
(以下略)

 記事の内容はともかく、少なからぬ人と資金を実際に注ぎ込んで、本気で

有機系太陽電池開発を一緒に行います。今日の株価は3.5% Up↑(時価総額で
350 億円相当)ですから、まずまずの出だしだったのではないでしょうか? (^^;)

 *私の方、教育研究活動はこれまで通りですので、ご心配なく。


【2008.4.15 講習会のお知らせ】

 直前で申し訳ないのですが下記講習会、来週末に開催されます。
は良いとして、先日ご紹介しました
ユニバーサルソーラーセル研究会
と日程が思いっきり重複しております。原先生とすれ違いになるのは
これが二度目。トホホ。

 私が何らかしらの経費で参加させていただけるのでしたら、こっち
の方選びますね。電工さんの動向、気になりますもの。

★実用化にむけた耐久性、寿命評価!!
  ★変換高効率向上にむけた色素、電極開発!! 

 

色素増感太陽電池変換効率向上
材料開発・信頼性評価

  http://www.gijutu.co.jp/doc/s_804417.htm

講 師

1.東京大学 先端科学技術研究センター
  特任准教授 博士(工学) 久保 貴哉 氏

2.松下電工(株) 先行技術開発研究所 機能材料研究室
  関口 隆史 氏

3.(独)産業技術総合研究所 太陽光発電研究センター 有機薄膜チーム
  原 浩二郎 氏

日 時

平成20年4月25日(金) 12:30〜16:40

会 場

[東京・青海]青海フロンティアビル 会議室2-3

聴講料

1名につき49,980円(消費税込み、昼食・資料付き)
〔1社2名以上同時申込の場合1名につき39,480円〕


【2008.4.14 Expired

 更新途絶えがちで済みません(マジ忙しい)。そうこうしているうちに、
先週の土曜日に遂にあのグレッツェルセルの特許権の存続期間が終了致しま
した。より分かりやすく表現するなら、
“DSCの基本特許が切れた”であ
ります。感慨深いですねぇ...

 表1 色素増感太陽電池特許において、発明者:Michael Graetzel、出願者:EPFL で調べた結果一覧

1
2
3
4
5
6
7
8
出願年月日(日本)
1988.4.12
1991.4.17
1993.3.12
1994.12.28
1995.10.31
1998.5.7
1998.7.14
2000.7.4
最終明細書番号
特2664194
特2101079
特3336528
特表平9-507334
特表平11-514787
特表平11-514787
特表平2001-510199
特表平2003-504799
特許期限最終年月日
2008.4.12
2011.4.17
2013.3.12
審査請H13.12.12
審査請H14.9.17
未請求
未請求
未請求
特許構成要素
光化学電池およびその製法
光電池、ルテニウム、オスミウム色素
透明再生光化学電池
光化学電池
光起電力セル電池
金属複合体光増感剤
光増感剤
可視光による水解裂用のタンデム電池


【2008.4.9 講習会のお知らせ】

 も1つご紹介。詳細まだ未定ですが、グレッツェル先生来日致します。
G8北海道洞爺湖サミットに向けた事前会議という位置づけになります。

■サステナビリティ・ウィーク2008 オープニングセレモニー
 
http://sw2008.jp/english/weeks/index.html

主 催:北海道大学
日 時:2008年
6月23日(月)
会 場:北海道大学 学術交流会館
問い合わせ先:E-mail: g8kikaku[at]general.hokudai.ac.jp, FAX: 011-706-4796


【2008.4.8 講習会&講演会のお知らせ】

 2つご紹介。1つ目は光導波路分光に特化した内容で、当該分野のスペ
シャリストをずらり取りそろえてございます(再掲)。ぜひとも御参加下さい。

 某光触媒の大家様HPでもご紹介頂きました、、、って、よく見ると
「どこにリンク張ってるんじゃーーー!(U)」(>_<)

■光化学技術講習会「光化学の応用技術と測定法2008」 (28KB)
− 光導波路分光の新展開 − 
 
http://dolphin.c.u-tokyo.ac.jp/~segawa/kokagaku/

主 催:光化学協会
日 時:2008年
5月8日(木)10:00-17:00
会 場:東京大学先端科学技術研究センター 4号館講堂他(→
地図
    (〒153-8904 東京都目黒区駒場4-6-1)
定 員:40名(定員に達し次第受付終了)
受講料:一般25,000円、官公庁・大学15,000円、学生・院生10,000円
    (テキスト代込。光化学協会、日本化学会、電気化学会員は以上の金額から各5,000円引き)
申込締切: 平成20年4月18日(金)ただし、定員に達し次第受付終了

概 要:
光化学は、光と物質が関わるさまざまな科学技術の基礎となってい
ます。光化学協会では、広く光化学を普及させる観点から企業の研究者や大
学院の学生を対象に「光化学技術講習会」を開催します。今年度は、光導波
路分光の基礎から最新の研究事例までを、第一線でご活躍の先生方にご講義
頂きます。
<プログラム>
(1)全反射分光法の基礎と固液界面での色素の吸着の解析 ・・・・・信州大学 樋上照男先生
(2)導波路分光で見る吸着色素薄膜の配向 ・・・・・・・・・・・学習院大学 小谷正博先生
(3)スラブ光導波路を利用した界面・薄膜計測 ・・・・・産業技術総合研究所 加藤健次先生
(4)スラブ光導波路分光法の基礎と化学センシングへの応用 ・・・・群馬大学 角田欣一先生
(5)非接触光導波路分光法 ・・・・・・・・・・・・・・・・・東京農工大学 大野弘幸先生
(6)導波路上における層状化合物−色素複合体の測定 ・・首都大学東京准教授 高木慎介先生
(7)光導波路分光法による高分子超薄膜の光吸収特性評価 ・・東北大学准教授 三ツ石方也先生
(8)実習の解説 ・・・・・・・・・・・・システムインスツルメンツ株式会社 高橋浩三先生
   実習(3テーマ)A:基本測定 B:電気化学測定 C:光化学反応

申込方法:住所、所属、氏名、電子メール、電話番号、所属学会、ミキサーに参加するか否かを
     明記し、以下のアドレスに電子メールでお申込み下さい。
申込先、問合先:〒153-8904東京都目黒区駒場4−6−1 東京大学先端科学技術研究センター
        久保貴哉  TEL: 03-5452-5297 FAX: 03-5452-5299
              E-mail: pfi@p.c.u-tokyo.ac.jp

 2件目、終日色素増感太陽電池。私も遂にレインボー組に顔を出させて
頂きます。学生さんは無料!という良心的なセミナーですので、振るって
御参加下さい。

■ユニバーサルソーラーセル研究会 公開セミナー

主 催:
ユニバーサルソーラーセル研究会
日 時:2008年
4月25日(金)13:00-17:00
会 場:株式会社明電舎 大崎会館(品川区大崎2-5-35、
案内図 PDF)
参加費:研究会参加費3000円(学生無料)、懇親会費2000円
<プログラム>
色素増感太陽電池
  13:00−14:00 東京大学駒場リサーチキャンパス 先端科学技術研究センター
         内田聡准教授
  14:00−15:00 兵庫県立大学大学院工学研究科電気工学専攻
         伊藤省吾准教授
  15:20−16:00 株式会社ケミクレア つくば研究所長 
         三浦偉俊様
  16:00−17:00 岐阜大学大学院工学研究科 環境エネルギーシステム専攻
         吉田司准教授
  17:30−    懇親会
参加登録:nishizaki@futurelaboratory.jp(研究会事務局:西崎)宛に
     以下の項目をご送付ください。
------------------------------
御氏名:
御所属:
e-mail:
懇親会出欠:出席/欠席
------------------------------

お問い合わせ先:
---------------------------------------------
株式会社フューチャーラボラトリ
西崎允子
mail:nishizaki@futurelaboratory.jp
URL:
http://www.futurelaboratory.jp/
〒530-0047 大阪市北区西天満4-9-2 西天満ビル2F
TEL 06-6312-3108 FAX 06-6312-3110
---------------------------------------------


【2008.4.7 とりこぼし記事です】T島先生感謝です

 取りこぼし記事。宇佐美さんですよ〜

■新エネルギーの現状と課題(1)太陽光発電−高効率化 着々と
 
多様なメニュー提示が普及のカギ
    (2008年3月14日付 日刊工業新聞34面(裏1面))

 



【2008.4.5 九面体酸化チタンです】

 今更ネタでありますが、学会のクソ忙しいさ中にこんな→
ニュースを仕込んでいたとは。

 恐るべしと言いますか、呆れて物が言えないと申しますか...

 


【2008.4.4 DSCでプロペラ回し】

 Faulhaber グループ内の FTB モーター、もしくは Maxon の実質二強
であります色素増感太陽電池専用(?)
高性能モーター。後者の方、一番
良く回るやつが長いこと所在が掴めなかったのですが、I藤先生より(バ
レバレだな ^^;)情報頂きましたのでご紹介致します。

 学割価格が用意されているところが良心的と言いますか、、、珍しい。
お知らせありがとうございました。

■マクソンジャパン株式会社
http://www.maxonjapan.co.jp/   
Tel: 03-3350-4261 Fax: 03-3350-4230
担当者:営業部 池野 雄一郎

モーター番号:
2522.846-11.112-000
 (予告無しに生産中止になる可能性あり)

価格(2008年3月現在):

  

 <大学・国家機関向け>
  1−4台発注時: 5200円 / 台
  5−19台発注時: 5040円 / 台
  20−49台発注時: 4640円 / 台
  50−149台発注時: 4410円 / 台

 <一般企業向け>
  1−4台発注時: 6500円 / 台
  5−19台発注時: 6300円 / 台
  20−49台発注時: 5800円 / 台
  50−149台発注時: 4900円 / 台 



【2008.4.3 記事のご紹介】

 やや間が空いて申し訳ありません。

■生産量、欧州に抜かれ首位転落 日本の太陽電池に陰り byT島先生
 住宅用の補助金廃止で市場縮小
    (2008年3月31日付 フジサンケイビジネスアイ5面)

 私見としては無理して税金注ぎ込む必要性無いと思われ。危機を煽る必要も無し。


【2008.4.2 新歓です】

 今年の新入生(M1)は4人。全員、他大学出身です。
頑張りや。(^^;)

メンバー表も更新。

  


【2008.3.30 電気化学会第75回大会(二日目)】

 色素設計に新しい流れ。渡邉研と宇部興産の共同で Ru-Ru 系、並びに
新日本石油から Ru-M 系の二核錯体のご発表がありました。前者、イオン
液体ということもあってサラリと流されてしまいましたが対 N719 比でセ
ルパフォーマンスが 75〜80% と高く、かつ耐久性のネック(Ru 色素の弱
点)となる NCS 基が無い!という優れものです。

 他、目新しい知見としてはフジクラさんがモジュールの耐久性に関して
温湿度試験の結果を披露されました。いわゆる8585試験(85℃85%RH,
1000h)でも効率低下が起きないという成果を報告されており、私の独断
では本学会のベストプレゼンでした。


【2008.3.29 電気化学会第75回大会(一日目)】

 日本化学会会場に後ろ髪を引かれつつ、電気化学会@甲府へ移動。
風光明媚な山梨大です。

 
  


 いやぁ、申し訳ない。申し訳ないです→
これ。お許し下さい。個人的
に期待してたんですよ。新しい体制でどんなテーマで臨んでくるのか。
開き直りっぷりが潔いと言いますか、良い意味でJr、貫禄もついてき
て今後が楽しみです。(^^;)

 今年で4回目の本多・藤嶋賞は元岐阜大、現スウェーデン王立科学研
の野々村一輝さんです。色素電池は村上先生@桐蔭横浜大に次いで二人
目。おめでとうございました。会場で久々に箕浦先生ともお会いできて、
嬉しかったです。

本多・藤嶋賞
ツーショットで
箕浦研
いつもの...


【2008.3.28 日本化学会第88春季年会(三日目)】

 企業研究 or 開発研究主体の ATP(アドバンスト
プログラム)は昨日で終了。今日からアカデミック
プログラムへ。会場が小さくなることを割り引いた
にしても、立ち見満席状態で太陽電池パワーをまざ
まざと見せつけられた次第。

 馴染みじゃない研究室も少しずつ力を付けてきて、
世代交代の感あり。

 


【2008.3.27 日本化学会第88春季年会(二日目)】

 今日は、、、サプライズ無しよ。まずまず想定の範囲内。桜、
早くも八分咲きです。

 
 

 明後日からの電気化学会@甲府の宿、未だに満室で取れないんですが。。。orz
Korea 日記 2008、一応決着。


【2008.3.27 とりこぼし記事です】T島先生どうもです

■実用サイズの多結晶シリコン太陽電池セルで世界最高の変換効率18.6%を達成
 http://www.mitsubishielectric.co.jp/news/2008/0319-b.htm
    (2008年3月19日付 三菱電機 ニュースリリース)


【2008.3.26 日本化学会第88春季年会(初日)】

 遂に始まりました、日化春2008。で、今日のメインは B4 会場。
予想通り午後の3件目が聴講者のピークに。立ち見&満席御礼。
どころか、既に会場から溢れて見えない場所からも、せめて声だけ
を拾おうとしている方がちらほらと。

 私の野暮な解説は御無用かと思いますが、行けなかった方のため
に一応。
---日本化学会第88春季年会1B4-32 ---------------------------
■ゲル電解質による固体化DSCにて効率 10.1%(自社評価)
 
(Voc 0.741V, Jsc 18.6mA/cm^2, FF 0.735, Area 0.126cm^2, Temp 25.1℃)

■8ストライプZ型モジュールにて 7.5%(AIST 評価)
 
*Active area 換算で 9.5%、デザインは最適化される前のテストパターン

■DSCモジュール搭載のモバイル機器を公開
----------------------------------------------
by SONY----

 謝辞も驚きましたが(ありがとうございます)、それはそれ、何
気に凄いデータをさらりと紹介されて、でも肝心の要素技術は非公
開だったため微妙な感じで、、、良しとしましょう。(^^;)

 私が昨年末にコメントしました件、全部ではありませんが、遂に
現実のものとなりました。最後に出された写真はダミーのモックア
ップなどではなく、本物です。意味、お分かりでしょうか?
 
→太陽電池だけ作り込んでも商品にはなりません

 
まさかこの場で公開されるとは思わなんだ...


【2008.3.24-25 今年、早くも3カ国目】

 更新途絶えがちで申し訳ありません。

 Korea 日記 2008 韓国太陽電池会議(PV Korea 2008)、どうぞ!(完成?)


【2008.3.21 記事ご紹介】 H塚様、感謝です

■新風シリコン 地球最大のエネルギー革命
 
太陽熱発電、大物が結集
    (2008年3月14日付 日経産業新聞19面)

■太陽電池 変換効率を向上
 三菱電機2010年以降量産めざす
    (2008年3月21日付 日経産業新聞9面)

■薄膜太陽電池 変換効率、最高の18%
 東工大、3層型で新技術
    (2008年3月21日付 日経産業新聞11面)


【2007.3.20 春分の日】
【2007.3.19 新?刊本のご案内】

■ヨウ素化合物の機能と応用
 ・監修:横山 正孝(千葉大学名誉教授)
 ・発行元:シーエムシー出版
 ・発行日:2005年10月
 ・価格:68,250円(本体65,000円+税5%)
 ・体裁:B5判,約266ページ
 ・ISBNコード:ISBN4-88231-533-5
★国内初のヨウ素化合物に関する総合的テクニカルレポート!!
★新たな分野への応用が進むヨウ素の現状を詳述!!
★ヨウ素資源国・日本の最先端研究者27名による分担執筆!!

  
 http://www.cmcbooks.co.jp/books/t0472.php

 新刊ではないのですが、1つご紹介。ありそうで意外と見あたらない

ヨウ素に関する解説書。DSCへの応用については、早瀬先生が御寄稿
されています。

 ポリヨウ素とか、超原子価ヨウ素とか、今になってかなり重要な要素
(シャレではない ^^;)が集録された良書です。私のシーエムシー蔵書
着実に増殖中。シアワセ


【2008.3.18 記事ご紹介】 

シリーズNEDO戦略(8)日本の環境・エネルギー教育を拓く
    (2008年2月29日付 科学新聞1面)

 ネタ切れ。これ出したら怒られるかな。。。(怖) T島先生、ありがとうございました。


【2008.3.17 記事ご紹介】 K本様、感謝です

■2012年度にCO2を30%減 イオンが目標、国内小売業で初
 
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080317-00000008-fsi-ind
    (2008年3月17日付 日刊工業新聞 Yahoo!ニュース)

■三菱マテリアル、多結晶シリコンを1000トン増産
 
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080317-00000026-nkn-ind
    (2008年3月17日付 日刊工業新聞 Yahoo!ニュース)

色素増感太陽電池:2層型を開発−−産総研
 
http://mainichi.jp/select/science/news/20080316ddm016040130000c.html
    (2008年3月16日付 毎日新聞 東京朝刊)

■07年の太陽電池国内市場、2年連続で縮小−出荷量26%減少
 
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080314-00000021-nkn-ind
    (2008年3月14日付 日刊工業新聞 Yahoo!ニュース)

■天辻鋼球、太陽光発電システム導入−本社と滋賀工場で実証運転
 
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080314-00000008-nkn-ind
    (2008年3月14日付 日刊工業新聞 Yahoo!ニュース)

■三菱化学、太陽電池を生産−2010年に有機薄膜系を事業化
 
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080314-00000024-nkn-ind
    (2008年3月14日付 日刊工業新聞 Yahoo!ニュース)

■化学産業特集/電気・電子機能材-幅広い用途持つ 有機EL・太陽電池
 
http://www.nikkan.co.jp/adv/gyoukai/2008/081016_m.html
    (2008年3月14日付 日刊工業新聞 Business Line)


【2008.3.13 TVプログラムです】 

■NHKスペシャル|社員みんなで会社を買った 〜地方発“EBO” の挑戦
 http://www.nhk.or.jp/special/onair/080310.html

> 急成長の中国資本太陽電池メーカー(SUNTECH)が九州の太陽電池
>メーカー(MSK)を買収後、技術だけを回収して工場を閉鎖。その後の社
>員による復活を追ったものでした(新会社名:ヨカソーラー ^^)。

 an様より久々のネタ提供、ありがとうございました。てか、もう終わった番組じゃないですか。(^^;)




【2008.3.13 応用物理学会】 T島先生、感謝です

 正直、毎度日本化学会電気化学会応用物理学会は会期が重なって
いろいろと苦労するわけですが、今年も思いっきりオーバーラップして
います。orz

 ■
色素増感&有機系「太陽電池」発表一覧
 ■シンポジウム「結晶Si系太陽電池の将来ビジョン」(3月28日13:00〜17:50X会場)


【2008.3.12 講習会&講演会のお知らせ】

■光化学技術講習会「光化学の応用技術と測定法2008」 (28KB)
− 光導波路分光の新展開 − 
 
http://dolphin.c.u-tokyo.ac.jp/~segawa/kokagaku/

主 催:光化学協会
日 時:2008年
5月8日(木)10:00-17:00
会 場:東京大学先端科学技術研究センター 4号館講堂他(→
地図
    (〒153-8904 東京都目黒区駒場4-6-1)
定 員:40名(定員に達し次第受付終了)
受講料:一般25,000円、官公庁・大学15,000円、学生・院生10,000円
    (テキスト代込。光化学協会、日本化学会、電気化学会員は以上の金額から各5,000円引き)
申込締切: 平成20年4月18日(金)ただし、定員に達し次第受付終了

概 要:
光化学は、光と物質が関わるさまざまな科学技術の基礎となってい
ます。光化学協会では、広く光化学を普及させる観点から企業の研究者や大
学院の学生を対象に「光化学技術講習会」を開催します。今年度は、光導波
路分光の基礎から最新の研究事例までを、第一線でご活躍の先生方にご講義
頂きます。
<プログラム>
(1)全反射分光法の基礎と固液界面での色素の吸着の解析 ・・・・・信州大学 樋上照男先生
(2)導波路分光で見る吸着色素薄膜の配向 ・・・・・・・・・・・学習院大学 小谷正博先生
(3)スラブ光導波路を利用した界面・薄膜計測 ・・・・・産業技術総合研究所 加藤健次先生
(4)スラブ光導波路分光法の基礎と化学センシングへの応用 ・・・・群馬大学 角田欣一先生
(5)非接触光導波路分光法 ・・・・・・・・・・・・・・・・・東京農工大学 大野弘幸先生
(6)導波路上における層状化合物−色素複合体の測定 ・・首都大学東京准教授 高木慎介先生
(7)光導波路分光法による高分子超薄膜の光吸収特性評価 ・・東北大学准教授 三ツ石方也先生
(8)実習の解説 ・・・・・・・・・・・・システムインスツルメンツ株式会社 高橋浩三先生
   実習(3テーマ)A:基本測定 B:電気化学測定 C:光化学反応

■太陽電池 / 燃料電池の要素技術・市場動向(大阪会催)  (1.2MB)
 
http://homepage3.nifty.com/KTR/page2/oshiraseFrameset.htm

主 催:(有)カワサキテクノリサーチ
日 時:2008年
3月24日(月)13:30-17:00(交流会:17:00?18:00)
会 場:AAホール(大阪:淀屋橋) 大阪市中央区淡路町4?3?8 TAIRINビル4F
定 員:40名
参加費:KTRコンサルテーションサービス会員:9,000円 非会員:15,000円(税込み)
<講演テーマと交流会概要> (13:30〜18:00)
1.「太陽電池・燃料電池についての話題」(13:30〜13:50)
  (有)カワサキテクノリサーチ 代表取締役 川崎 徹
2.「燃料電池の最新動向について」(13:50〜14:35)
  (有)カワサキテクノリサーチ コンサルティングスタッフ 今宿芳郎
3.「太陽電池と関連ビジネス」(14:35〜15:20)
  (有)カワサキテクノリサーチ コンサルティングスタッフ 岩井 通
5.「
色素増感型太陽電池の実用化について」(15:30〜17:00)
   兵庫県立大学 大学院工学研究科 准教授 伊藤省吾氏

*割引の御希望は直接伊藤先生 <itou@eng.u-hyogo.ac.jp> へお問い合わせ下さい。 


【2008.3.11 記事ご紹介】 H塚様、感謝です

■アルジェリア 天然ガス輸出5割増へ
 
太陽光発電を拡大 原発建設は検討段階
    (2008年3月3日付 日経産業新聞4面 BRICS・国際)

■太陽電池用ペースト材
 
受光面を妨げず ノリタケ 粘性高め広がり抑制
    (2008年3月3日付 日経産業新聞17面 先端マテリアル)

変換効率11% 産総研
 タンデム型色素増感太陽電池 最高性能を実現
    (2008年3月5日付 日刊工業新聞20面 科学技術・大学)

■色素増感太陽電池
 
変換効率最高の11% 産総研、酸化チタン膜改良
    (2008年3月5日付 日経産業新聞10面 先端技術)

■太陽光発電パネル
 
テントシートと一体化 高島など 新接着工法で実現
    (2008年3月5日付 日経産業新聞12面 機械・環境)

■インド_電子デバイス製造本格化
 
太陽電池増産へ 日本の得意分野 資源武器に猛追
    (2008年3月5日付 日経産業新聞8面 先端技術)


【2008.3.10 記事ご紹介】

■新しい高効率色素増感太陽電池の開発
 http://www.aist.go.jp/aist_j/press_release/pr2008/pr20080304/pr20080304.html
    (2008年3月4日付 産業技術総合研究所 プレスリリース )

■産総研,セル変換効率が11.0%と高いタンデム型の色素増感型太陽電池を開発
 http://techon.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20080306/148570/
    (2008年3月6日付 Tech-On!)*要登録、無料

 いろいろ事情あるのだと思います、がしかし「何故に(ここまで同じ)?」
というのが正直な感想。三番煎じですよ...

発表者

阪大(柳田研)
Sony International
AIST

構成

接続方式

タンデム、並列
タンデム、並列
タンデム、並列

前段色素

Red dye (N719)
Red dye (N719)
Red dye (N719)

後段色素

Black dye (N749)
Black dye (N749)
Black dye (N749)

VOC/mV

690
545
740 (読取値)

JSC/mAcm-2 

15.9
21.1
19.0 (読取値)

η/%

7.6
10.5
11.0

発表年

2004, 出典
 2004, 出典
2008

 その昔、Nanotube ネタでも同じことありましたが...


【2008.3.5-6 Sorry】

 電子情報通信学会で米沢入りしております。有機系の
デバイスをトランジスタと同じ電子デバイスとしてとら
え、物理的に解析する新しい試み。予想に反して(失礼)
高度な取り組み。かなりの収穫でした。

 

プログラム

3月6日(木) 午後13:30 - 17:10

(1)

13:30-14:05

[招待講演]有機FETの動作機構に及ぼす界面の影響

木村康男勝間田 尭大場朋央東北大)・石井久夫千葉大)・庭野道夫東北大

(2)

14:05-14:40

[招待講演]縦型メタルベース有機トランジスタの開発

中山健一山大

(3)

14:40-15:15

[招待講演]液晶物質における伝度とTFTへの応用

半那純一東工大

(4)

15:15-15:40

変位電流評価法を用いた有機ヘテロ接合界面における電荷トラップの評価

勝間田 尭木村康男東北大)・石井久夫千葉大)・庭野道夫東北大

15:40-15:55

休憩 ( 15分 )

(5)

15:55-16:20

有機FETの動作特性に及ぼす電極/有機界面の影響

大場朋央木村康男庭野道夫東北大

(6)

16:20-16:45

高分子系有機薄膜トランジスタの熱処理効果

松島 優小岩恭祐廣瀬文彦山形大院工)・鈴木貴彦山大工)・木村康男庭野道夫東北大通研ナノスピン)・板谷謹悟東北大院工

(7)

16:45-17:10

有機半導体完全結晶の創製と電子物性 ? -固液界面アトムプロセスの応用- ?

板谷謹悟東北大、CREST/JST)・庭野道夫東北大通研)・山田順一兵庫県立大、CREST/JST)・廣瀬文彦山形大、JST/CREST)・伊藤 隆東北大学CIR、CREST/JST

3月7日(金) 午前09:00 - 12:05

(8)

09:00-09:35

[招待講演]有機薄膜太陽電池の新展開

吉川 暹京大

(9)

09:35-10:10

[招待講演]色素増感型太陽電池デバイスの最新動向

内田 聡先端研

(10)

10:10-10:35

色素増感太陽電池応用に向けた陽極酸化チタンナノチューブの作製と応用

石橋健一武藤高見山口僚太郎木村康男庭野道夫東北大通研

10:35-10:50

休憩 ( 15分 )

(11)

10:50-11:15

N719色素吸着制御による色素増感太陽電池の高効率化

栗林幸永山形大院理工)・始閣雅也鈴木貴彦山大)・廣瀬文彦山形大院理工

(12)

11:15-11:40

[招待講演]プリンタブル有機エレクトロニクス

八瀬清志産総研

(13)

11:40-12:05

陰極にPd-Auを用いた有機EL水素ガスセンサの作製と評価

井口典志奥山澄雄原田知親松下浩一山形大院理工

今日はここです
伝国の杜
電子情報通信学会
米沢牛!
お勧めです
融雪してました


【2008.3.5 記事ご紹介】

 とりこぼし記事、更に追加でご紹介

■2.1m×0.8mと大きく,800gと超軽量の太陽電池,ペクセルと藤森工業,昭和電工が開発
 http://techon.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20080226/148044/
    (2008年2月26日付 Tech On! )*要会員登録、無料
ペクセル・テクノロジーズは,藤森工業や昭和電工と共同で,プラスチック基板を
使った光透過性のある色素増感型太陽電池の開発を進め,

■昭和電工など、大面積・高性能プラスチック太陽電池素子開発に成功
 http://www.japancorp.net/japan/Article.asp?Art_ID=42387&sec=9
    (2008年2月26日付 Japan Corporate News Network (press release))

■[太陽電池関連] 藤森工が5連騰 太陽電池人気続く
 http://moneyzine.jp/article/detail/33724/
    (2008年2月27日付 MONEY)
26日に「高速・低コストの印刷方式で製造が可能なプラスチック色素増感型太陽電池
モジュールの大面積化に成功」と発表したことが、好感されている。 ...

■昭和電工など3社、印刷方式で製造可能なプラスチック太陽電池素子を開発(昭和電工)
 http://www.ipnext.jp/news/index.php?id=2898
    (2008年2月27日付 iPB特許経済統計データバンク ニュース情報)
昭和電工は26日、桐蔭横浜大学ベンチャー企業のペクセル・テクノロジーズ、藤森工業
と共同で、高速・低コストの印刷方式で製造が可能な「プラスチック色素増感型太陽電池 ...

■太陽電池の技術を紹介
 http://www.kanaloco.jp/localnews/entry/entryxiiifeb0802768/
    (2008年2月27日付 神奈川新聞 カナコロ)
同社では色素が吸収した太陽光をエネルギー源とする、色素増感型太陽電池の実用化に取り組む。

■昭和電工など、印刷方式で製造できる大面積の色素増感太陽電池素子を開発
 http://www.designnewsjapan.com/content/l_news/2008/02/o14nbe0000001a1r.html
    (2008年2月27日付 Design News Japan)
このプラスチック色素増感型太陽電池素子には約15 ミクロンメートルの厚さの、ナノ
結晶構造酸化チタン半導体層を発電層としてフィルム上に成膜します。 ...

■「iPod」向け注目 国際太陽電池展が東京で開幕
 http://www.business-i.jp/news/sou-page/news/200802280017a.nwc
    (2008年2月28日付 フジサンケイ ビジネスアイ)
桐蔭横浜大学発のベンチャー企業、ペクセル・テクノロジーズ(横浜市青葉区)は、
プラスチックフィルムを使った色素増感型太陽電池の大面積化に成功し、米アップルの ...

■iPod充電器にもフィルム型太陽電池の柔軟な活用法
 http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0802/29/news116.html
    (2008年2月29日付 ITmedia)
フィルム型太陽電池でMP3プレーヤーを充電__桐蔭横浜大学発のベンチャー、ペクセル
・テクノロジーズとグンゼがそれぞれ「フィルム型色素増感太陽電池」のデモを行った ...

■国際太陽電池展、最新の技術に来場者高い関心/レポート
 http://www.nejinews.co.jp/news/business/eid375.html
    (2008年2月29日付 ファスニングジャーナル)
... ペクセル・テクノロジーズは、太陽電池粒子に厚さ約15ミクロンメートルのナノ結晶
構造酸化チタン半導体を使用した、プラスチック色素増感型太陽電池を展示。 ...

■芝浦メカトロニクス,インクジェット事業の拡大と太陽電池への対応強化へ事業部統合
 http://techon.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20080229/148216/
    (2008年2月29日付 Tech On! )*要会員登録、無料
スパッタリングや真空張り合わせ技術,搬送・制御技術を持つ電子・真空システム事業部
と,レーザー加工技術に特化していたレーザシステム事業部の統合により, 色素増感太陽
電池や ...

 昨夜のニュースステーションでしたか? 網走の宿でTVを見ていたら
宮坂先生他、Peccell の様子が取り上げられて一同大ウケでした。大盛
況に終わった御様子、おめでとうございます。


【2008.3.3-4 Sorry】

 例の光電気化学研究懇談会にて網走におりました。

プログラム

女満別空港
到着
証拠写真
樹氷です


【2008.3.2 blog から】

 面白かったので1つご紹介。

 ■元気な引きこもりのブログ
   進化する電池の仕組み 乾電池から未来型太陽電池まで 箕浦 秀樹
                      2008/03/02(日) 00:09:08
    http://genhiki.blog28.fc2.com/blog-entry-74.html


【2008.3.1 帰還しました】

 例の EGYPT 日記 2008、ほぼ完結致しました。私の不在中、初の
大型イベント PV EXPO があった訳ですが、皆様如何でしたでしょう
か?メール、まだ整理できていませんが、後ほど御報告させて頂け
ればと思います。

 正直ね、出展とか事前に教えて頂ければ外遊なんかしなかったの
に、もう!って感じです。

 *明日からまた講演会行脚です。今週の予定は網走→米沢。仙台へは3週間ぶりの帰還。


【2008.2.24-29 記事御紹介】

 タイムリーに御紹介できず申し訳ありません。取りこぼし記事、
全部まとめて御紹介。

■富士電機システムズ 薄い軽い折り曲げられる
 
注目 フィルム型太陽電池 独自用途開拓に活路
    (2008年2月15日付 朝日新聞12面)

市場拡大、技術が開花 太陽電池
 投資・技術競争が過熱 「新型」続々 存在感増す海外勢
    (2008年2月15日付 日経産業新聞)

シリコン薄膜太陽電池に進出 大阪大とPECVD装置開発
 エバテック 毎秒1.2ナノの成膜可能
    (2008年2月21日付 日刊工業新聞9面)

軽くてやわらかな,持ち歩ける太陽電池
    (2008年2月21日付 日本語版ネイチャー)

■住宅用蓄電池 シャープ・大和ハウス提携
 太陽光発電を有効利用
    (2008年2月26日付 日本経済新聞1面)

太陽光発電 普及に弾み
 シャープ・大和ハウスなど提携 家庭のCO2削減
    (2008年2月26日付 日本経済新聞13面)

色素型太陽電池 効率を1割向上 新日石が開発
 投資・技術競争が過熱 「新型」続々 存在感増す海外勢
    (2008年2月26日付 日経産業新聞1面)

樹脂基板DSC大型化
 ペクセル 昭電、藤森工業と新技術
    (2008年2月26日付 ***新聞*面)

■プラスチック色素増感型太陽電池
 
面積20倍に大型化 ペクセル・テクノなど
    (2008年2月27日付 日経産業新聞12面)

第361回:太陽電池 とは
    (2008年2月*日付 ケータイ Watch)
最近では、シリコンを原料にしていない色素型太陽電池(色素増感型太陽電池)
も発表されており、これらもいずれ実用化されるだろうと期待されています。 ...

大面積・高性能プラスチック太陽電池素子開発に成功
    (2008年2月*日付 日経プレスリリース)
このプラスチック色素増感型太陽電池素子には約15ミクロンメートルの厚さの、
ナノ結晶構造酸化チタン半導体層を発電層としてフィルム上に成膜します。 ...

ホットストック:藤森工業<7917.T>買い気配、大面積プラスチック
 太陽電池素子の開発成功
    (2008年2月*日付 ロイター)
T: 株価, ニュース, レポート)と共同で進めていた次世代薄型フレキシブル太陽電
池の開発で、高速・低コストの印刷方式で製造が可能なプラスチック色素増感型
太陽電池 ...

 H塚様、T田様、ありがとうございました。


【2008.2.23 出発です】

 現地でどの程度アクセスできるか分かりませんが、とりあえず
EGYPT 日記 2008 更新始めます。こうご期待!


【2008.2.22 突然ですが】

>光電気化学関係で最初に掲載された論文が1976年でしたが、それ
>から30年余を、私なりに初めて振り返ってみたいと思っています。
> エジプト、楽しんできてください。

 恐れ入ります。ああ、遂にこの日が来てしまったのですね。箕浦
先生、御定年であります。レインボーセルでお馴染み、色素増感太
陽電池研究において確実に一時代を築いた先生が辞められてしまう
のは非常に惜しいです。今後はDSCの行く末を温かく見守って頂
ければと思います。

箕浦秀樹 教授 最終講義のお知らせ

 日時:2月27日(水)14:40〜15:40
 場所:岐阜大工学部201番教室(2F講義棟)
 題目:「光電気化学に魅せられて」

  



【2008.2.21 なーし】

 ネタ切れ。というより、いろいろと忙しかったりする。例によって
発表準備の時間も取れない状況。どうする?>パワポ

 ところでいよいよ来週から
PV EXPO 始まりますが、皆様、御対応
如何でしょうか?

 もらっておいて言うのも何ですが(有り難い話なのは重々理解して
おります)、こうもいろんな方から招待券を頂きますと、別な裏を勘
ぐりたくなります。良くも悪くも、宣伝に相当な力を掛けている様子。

 くどいようですが、何か知見ありましたらぜひお知らせ下さい。
よろしくお願い申し上げます。

招待券


【2008.2.20 Solar'08】

 いよいよ今週末から出掛けます>Solar'08。紆余曲折あったのですが、
今のところ DSC 関係者、かつ日本人で参加者は見あたらず。うー、心細
い。まあ、講演依頼でも無ければ行きませんよね。おまけに PV EXPO と
日程重なるし。orz

 2年前の会議では宮坂先生御一行が参加されて、同行者のお一人がおな
かを壊して帰ってきて、2週間くらい仕事を休まれていたとかいないとか。
(合掌)

 めずらしくビザが要るんですよ、これが。


【2008.2.19 記事のご紹介】

 更に更に取りこぼし記事1件。

■EU本部に1万台のダンシング・「ソーラー」・フラワー
 
http://www.afpbb.com/article/life-culture/life/2351417/2647017
    (2008年2月16日付 AFP BB News)


【2008.2.18 記事のご紹介】

 更に取りこぼし記事2件。

■シャープと関西電力、堺市臨海部に10MW規模の太陽光発電設備の建設を検討
 
http://www.nikkei.co.jp/news/sangyo/20080215AT1D140AX14022008.html
    (2008年2月15日付 NIKKEI NET)

■太陽光発電所:国内最大 2500軒分、大阪・堺に シャープと関電、処分場活用
 
http://mainichi.jp/kansai/news/20080214ddf001020008000c.html
    (2008年2月15日付 毎日jp)

>発電そのものは赤字と見られるが、PR効果を見込んだ。
 そりゃそうだ... T島先生、ありがとうございました。


【2008.2.18 記事のご紹介】

■東芝,熱電発電システムで太陽電池に対抗
 
http://techon.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20080215/147527/
    (2008年2月15日付 Tech-On!)

■シャープ 東京エレクトロン 太陽電池で提携
 製造装置開発 今春に新会社
    (2008年2月18日付 日本経済新聞9面)

■シャープ、東京エレクトロン提携 太陽電池「薄膜型」に活路
 ライバル 独Qセルズに対抗 成長分野開拓へ連携加速
    (2008年2月18日付 日経産業新聞3面)

 今日もぶっちゃけ教授、辛口ですね。私も同じ意見ですが。


【2008.2.15 記事のご紹介】

 今日は吉田先生ですよ。

グンゼ、電池・エネ事業参入 デザイン性高い太陽電池開発
 電源一体の衣服など提案
    (2008年2月14日付日刊工業新聞11面)

■グンゼ、電池・エネ事業に参入−デザイン性高い太陽電池を開発
 
http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0720080214101caad.html
    (2008年2月14日付日刊工業新聞 web)

■下着メーカーのグンゼ(3002)がしっかり
 「電池・エネルギー事業に参入」と伝わる
 
http://moneyzine.jp/article/detail/29878/
    (2008年2月14日付日本証券新聞 web)

 T島先生、感謝です!


【2008.2.14 修士課程卒業発表】

 更に内輪ネタでごめん。

 お疲れ様でした。


【2008.2.14 記事のご紹介】

■「現行バイオ燃料のCO2排出量は、ガソリンの5割増しから2倍」研究論文
 http://wiredvision.jp/news/200802/2008021220.html
    (2008年2月12日付 WIRED web)


【2008.2.13 2008年電気化学会】

 電気化学会のプログラムが公開。色素電池関連はP会場です。初日30件、
二日目8件、ポスター2件の計40件。世代交代もしくは復調の兆し。

■第75回大会プログラム
 P会場<S3:光電気化学の基礎と応用> 3月29日(土)、 3月30日(日)
 http://www.electrochem.jp/program/2008spring/room_p.html

2008年電気化学春季大会

 今年の秋はハワイです。どうする?(^^;)


【2008.2.12 修士課程卒業発表】

 尾川っちと小松っちゃん。内輪ネタでごめん。

 残るは1名


【2008.2.11 講演会のお知らせ】

■第51回 新エネルギー講演会  (164kB)

主 催:社団法人 日本電機工業会
    太陽光発電システム普及拡大分科会
日 時:2008年
2月29日(金)13:00-17:10
会 場:JEMA6階ホール(電機工業会館6階)
    〒102-0082 東京都千代田区一番町17-4 TEL.03-3556-5888
参加費用:入場無料。テキストは、希望者に一部 3,000円で当日販売します。
申込締切:
2月20日(水)必着

・太陽光発電システム・今後の展望
  東京農工大学 大学院 共生科学技術研究院 教授 黒川 浩助 氏
・太陽光発電システムの発電量評価技術
  独立行政法人 産業技術総合研究所
  太陽光発電研究センター 研究員 大谷 謙仁 氏
・太陽光発電システムの施工指針
  三菱電機株式会社 中津川製作所 太陽光発電システム部
  事業企画担当部長 岸添 義彦 氏
・東京都の再生可能エネルギー拡大政策と太陽光発電
  東京都 環境局  環境政策部環境政策課 課長補佐 谷口 信雄 氏


【2008.2.9 記事のご紹介】

■耐久性に優れた色素増感太陽電池のサブモジュール開発
 
http://www.sanin-chuo.co.jp/news/modules/news/article.php?storyid=499968004
    (2008年2月8日付 山陰中央新報 web)

 

■色素増感太陽電池 JIS耐久試験クリア
 島根県産技センター サブモジュール開発
    (2008年2月8日付 日刊工業新聞)

 

■色素増感太陽電池 高温下でも性能維持
 島根県産業技術センター 低価格下に弾み
    (2008年2月8日付 電気新聞4面)


 H塚様、T島先生、感謝です!


【2008.2.8 仙台にて】

 D論審査会。最後のディフェンス、お疲れ様でした。

sane


【2008.2.7 NEDO POST】

■革新型太陽電池国際研究拠点整備事業  (148kB)
 http://www.nedo.go.jp/nedopost/h20_2/index.html

 おお、こんな所に同じ意見が。掲示板で話題になった件は偶然です。
私、ないし近隣者で書き込みはしておりませんので誤解なきよう。
書いても問題あるとは思えませんが、一応。(^^;)

 
気付いた時には投稿期限、終わっとるし。皆さん、知ってました?>NEDO POST



【2008.2.7 苦し紛れのネタ紹介】

 >こんなんどうでっか? by T島先生
ありがとうございます。そのまま使わさせて頂きました。

■ソーラーパネル搭載の携帯充電ストラップ
 
http://event.rakuten.co.jp/newproduct/release/phone_accessory_20080205_01.html


【2008.2.6 Sorry】

 ネタ切れ。来客御礼にてごめんなさい。明日は sane のD論発表会です。
静岡方面の皆様方、来年お会い致しましょう!


【2008.2.5 記事のご紹介】

画像センサー感度6倍 太陽電池技術活用 近赤外光も検出
 産総研・ローム 車載・監視カメラに
    (2008年2月5日付 日経産業新聞1面)

 H塚様、感謝です!


【2008.2.4 記事のご紹介】

色素増感型太陽電池、高温多湿1000時間稼動
    (2008年2月4日付 日経産業新聞15面 先端マテリアル)

 おお、頼んでみるもんだ。TM様、ありがとうございました。 (^^;)


【2008.1.17 講演会のお知らせ】

>次なるお願いは研究発表会への参加を未だ申し込みのない関係
>者に一段と促していただければ幸いです。

 はいはい、もう何だってやりますよ。減るわけじゃなし。(苦笑)

 ■静岡大学薄膜基板研究懇話会 第11回研究発表会
 

 主 催:静岡大学薄膜基板研究懇話会
 日 時:2007年
2月7日(木)・8日(金)
 会 場:
グランドホテル浜松4階 スズキゲストハウス
  
http://www.spdlab.com/news20071220.html   (100KB)


*くどいようですが私、当日不在です(ごめん)

【2008.1.31 記事のご紹介】

■SEMI、太陽電池グループを設置
 http://www.edresearch.co.jp/mtb/0801/185.html
    (2008年1月30日付 EDRニュース)

■SEMI Establishes Global Photovoltaic Initiative
 http://wps2a.semi.org/wps/portal/_pagr/117/_pa.117/122?dFormat=application/msword&docName=P043209
    (2008年1月28日付 SEMIプレスリリース)

■SEMI PV Group のホームページ
 http://www.pvgroup.org/index.htm(英語)
    (2008年1月28日付 SEMIプレスリリース)


■円借款で初の太陽光発電装置 京セラがチュニジアに
 http://sankei.jp.msn.com/economy/business/080201/biz0802010005000-n1.htm
    (2008年1月28日付 SEMIプレスリリース)

 
T島先生、ありがとうございました。


【2008.1.31 ポケットマイクロスコープ】

 余談です。太陽電池と関係なし。

 先日、宮野所長の御講演の中で取り上げられました“ポケット
マイクロスコープ”。どうにも気になって仕方なかったので、
買ってきてしまいました。定価 6,000 円+電車賃。

 面白い。面白いです。右下の写真は、毎日私と向き合ってい
る液晶パネルの観察例(メーカーによって技術の差が見て取れま
す)。受け売りになりますが
“一家に一台顕微鏡”、お勧めです。

PEAK 50X
ピンボケですみません



【2008.1.31 記事のご紹介】

■太陽電池 発電効率17.5%に向上 京セラ、配線を裏面に設置
    (2008年1月30日付 日経産業新聞1面)

■太陽電池製造装置のNPC 中東企業から初受注
 現地で年商20億円目指す
    (2008年1月26日付 日本経済新聞15面 企業3・ベンチャー)

 H塚様、ありがとうございました。


【2008.1.30 HPのご紹介】

 元シャープ、現 ECN(オランダ・エネルギー研究所) の小松雄爾
さんのHPです。ブログはこちら

■民間企業研究者の海外転職記
 太陽電池と「低い国」と
 http://www.rikuryo.or.jp/worldeye/nederland/main.html

第20話 国民皆泳?オランダの場合【後編】
第19話 国民皆泳?オランダの場合【前編】
第18話 オランダから見たドイツ《2》エネルギー政策【後編】
第17話 オランダから見たドイツ《2》エネルギー政策【前編】
第16話 オランダで家を買う《8・終》仮住まいの終り
第15話 オランダで家を買う《7》コンニチハ、ハジメマシテ
第14話 オランダで家を買う《6》公証人登場
第13話 オランダで家を買う《5》vs.売主側不動産屋
第12話 オランダで家を買う《4》家探し、そして助っ人
第11話 オランダで家を買う《3》線路通り145番地
第10話 オランダから見たドイツ《1》
第9話 オランダで家を買う《2》賃貸住宅への途(みち)
第8話 オランダで家を買う《1》始まりは社宅から
第7話 ペッテンとアルクマール《3》
第6話 ペッテンとアルクマール《2》
第5話 ペッテンとアルクマール《1》
第4話 太陽電池を追いかけて《3》
第3話 太陽電池を追いかけて《2》
第2話 太陽電池を追いかけて《1》
第1話 蘭学の祖国から


【2008.1.29 セミナーのお知らせ】

 色素増感太陽電池の性能を最大限に引き出す、ペースト特性とその
塗布技術とは!? ほぼ丸一日、手取り足取りで御対応致します。

■色素増感太陽電池 ペーストの基礎と応用 <塗布実演付>
  http://www.johokiko.co.jp/seminar_electric/

主 催:情報機構
日 時:2008年
2月4日(月)10:30-16:30
会 場:[東京・蒲田]大田区産業プラザ6階C会議室
受講料:1名43,050円(税込、資料・昼食代含)
セミナー内容
 1.シリコン型太陽電池について
 1.1 種類と発電理論
 1.2 評価方法
 1.3 問題点と将来展望
2.色素増感太陽電池について
 2.1 歴史と発電理論
 2.2 作製の基礎
 2.3 問題点と将来展望
3.色素増感太陽電池の作用電極技術
 3.1 各素材(透明導電基板、二酸化チタン、色素・・・)
 3.2 電極の作用機構
4.色素増感太陽電池用二酸化チタンペースト
 4.1 色素増感太陽電池用ペーストに求められる特性
 4.2 二酸化チタンの分散技術と諸特性への影響
  1)分散性
  2)粘弾性
  3)塗布特性
 4.3 塗布性能及び膜特性の評価
 4.4 電子伝導性
5.フレキシブル色素増感太陽電池の作製とペースト塗布
 5.1 ぺクセル・テクノロジーズの歴史と商品紹介
 5.2 プラスティック基板用二酸化チタンペースト
(塗布実演)
 5.3 二酸化チタンメソポーラス膜の物性
 5.3 モジュールの作製と耐久性
 5.4 フレキシブル型の展望
6.まとめ  

 頑張ってネ (^^;)


【2008.1.28 先端研&新日本石油交流会】

 ここ先端研は新日本石油さんと共同研究で包括的提携を結んでお
ります。その一環で、今日は交流を深める目的でこちらからお邪魔
させて頂きました。所長の講演は、題して「現場は何処だ」。

 私が褒めても何の得もありませんが、すばらしい講演でした。平
たく言えば、現場にいる研究者間のコミュニケーションが大事とい
うお話。良い意味で、先端研はやはり“何か違う”と思わせる瞬間
でした。GJ>宮野所長

 精油所&研究所見学をさせて頂き、最後に小一時間の懇親会。撮

影禁止なのでお伝えできないのが残念ですが、世界最大の石油備蓄
タンクを始めとして、車で回らないととても見切れない広大な石油
精製施設を見せて頂きました。

根岸精油所
宮野所長
手振れ、ゴメンナサイ
燃料電池車
記念撮影
Sフリーは ENEOS

 いろいろとお取り計らい頂きまして、皆様大変ありがとうござい
ました

 1億円の燃料電池カーでご案内頂きました。(^^;)


【2008.1.28 記事のご紹介】

 おお、ホントだ!?

■福田首相の特別講演全文〈3〉
    (2008年1月26日付 asahi.com)
 http://www.asahi.com/politics/update/0126/TKY200801260267.html

 日本としても石炭火力発電所からのCO2排出をゼロにする技術
や、世界中の屋根に取り付け可能な低コストで高効率の太陽光発電
技術、グリーンITなどの開発を加速します。


【2008.1.26 記事のご紹介】

■注目集める色素増感型太陽電池の実力
 従来の太陽電池と異なる原理で発電
    (2008年1月25日付 nikkei BPnet)
 http://www.nikkeibp.co.jp/news/eco08q1/558920/


【2008.1.25 HPのご紹介】

 ■PV engineering(太陽光発電システムの総合サイト)
  http://homepage2.nifty.com/domi/index.html(有限会社吉富電気)

 上から目線で語られることの多い太陽光発電ですが、ユーザー側
の視点に立った施工業者の苦闘5年間の記録が
ブログ形式で公開さ
れています。2005 以前の
太陽光発電日記こちら

 
(お顔拝借、ゴメン)


 誰のための太陽光発電なのか? なぜエネルギーペイバックタイム
(EPT) がコストペイバックタイム (CPT) にはならないのか? そも
そも、太陽光発電がなぜ普及しないのか? それらの答えの一端がこ
こに示されています。



【2008.1.25 記事のご紹介】

 ■Go Green Every Day
  オンもオフもエココンシャス!街にグリーンが広がる。
    (2008年1月21日発売 フィガロ)

 男一人で買うにはちと恥ずかしい、いや、かなり恥ずかしい女性誌
『フィガロ』の最新号(2/5)。ごくごく小さな記事ですが、DSC
の写真が掲載されています。気になる方は書店にてどうぞ。

 


 エココンシャスって何? (^^;)


【2008.1.24 記事のご紹介】

 ん? 昨日、久保先生とお会いした時は話題に出なかったですよ?
水くさいなぁ。

■新日本石油 次世代太陽電池研究を加速
 シリコン結晶型の対抗馬に育つか 色素増感太型は変換効率 7.25% 達成
    (2008年1月23日付 電気新聞4面)

 ずいぶん控えめですね。(^^;) T島先生、感謝です。



【2008.1.24 続・講演会】

 昨日のような講演会や NEDO プロ等、既往の太陽光発電コミュニ
ティーの場でDSCを議論する時に、効率が一段低いというだけで、
しばしばその存在すら無視されるような言動を耳にすることがあり
ます。(慣れっこだけど)

 繰り返しになりますが、いくらデバイスの効率が高くたって、コス
トに見合わなければ太陽光発電の市場が拡大したり、明るい未来が開
けることは決してない
というのは、皮肉にも Si 太陽電池の歴史その
ものが証明しているでしょうに。

 仮に 15% のモジュールを手間暇掛けて 20% にしたところで、高価
な原料を使った太陽電池の売り上げが、いったいいくら伸びるとでも?
私にはあの芸人の雄叫びが聞こえて参ります。

 始末に負えないのは、DSCコミュニティーの中にも「効率一番!」
と思い込んでる人たち、若干名。

 それ、誰が見たって、ただのグレッツェルセルですから。 ┐(´Д`)┌
【2008.1.23 講演会】

 今日はこれ↓

■2008 太陽電池の最前線★徹底検証 
 http://www.electronicjournal.co.jp/symposium/170.html

APの窓から
朝の品川駅
主催:電子ジャーナル

 朝目覚めると外は雪でした。恐らくニュースはかなりの騒ぎになった
のではないかと想像します。案の定、ただでさえ混雑しがちな東京の電
車は、常軌を逸したスシ詰め状態に。
(慣れっこだけど)

  

 今回のセミナー、講師陣は多結晶Si、薄膜Si、アモルファスSi、球状
Si、CIGS、、、&
DSC と役者が揃っております。お陰様でと申します
か、会場は講師含めて 148 名出席でした。ご聴講の皆様、誠にありがと
うございました。

 一通り聴き終えた後の私の印象ですが、ぶっちゃけ、仮にそれぞれの
デバイスが思惑通り技術革新が進んで効率 20% なり 30% に到達したと
しても、エネルギーコストが下がらない限り「世の中は何も変わらない
のでは?」であります。あたりまえですが。

 太陽電池を作る側、ないし売りたい側の目線でお話を頂いたわけです
が、消費者側の関心はデバイスの変換効率などではなく、初期投資を回
収できるか?の1点のみであります。昔から感じていたのですが、この
業界、何か大きな勘違いがあるように思います。



【2008.1.22 鬱るんですノ('A`): 太陽電池発電せず】

■1月21日太陽電池発電せず
 http://sakusaku3956.spaces.live.com/Blog/cns!F28B3A71722D5C6D!3058.entry

 私の方も実は先日、他大学の学生さん数名にキットを渡して予備知識
無しに試してもらったのですが、全滅。

 よく見るとセルが一部短絡しているのは明らかな問題として、わざわ
ざ分割して電圧を稼ぐ仕様になっていることが理解されず、並列にベタ
付けされておりました。ちょっとしたコツ?で明暗を分けてしまうため、
側に見知った人がいないと難しいのかも。ハサミも、、、付属品では子
供の力で切れないと思われ。

 あと少し、頑張れ!


 リンクしちゃまずかったかな?(ごめんよ)


【2008.1.21 記事のご紹介】

■街中の電力供給 再生可能エネルギーだけ
 太陽光や風力 仏にモデル都市
 http://www.nikkei.co.jp/news/main/20080120AT2M1900620012008.html
    (2008年1月21日付 日経新聞14面 国際)



【2008.1.21 授業です】

 事後報告になってしまいますが今日は宮坂先生より東大先端研にて
ご講義を頂きました。

1.日 時: 1月21日(月) 16:30開始、18:10終了
2.場 所: 東京大学 先端科学技術研究センター 4号館2階小講義室
3.講演者: 宮坂 力 桐蔭横浜大学 教授
       ペクセル・テクノロジーズ社 代表取締役
4.講義タイトル: 「 光電気化学の大学ベンチャー、ペクセル Peccell」

2時間、会話が全て英語!
廊下の張り紙よく見たら...


【2008.1.20 りんごの里から】

 どうでも良いネタ1つ(現実逃避行動中です)。下の写真はアップル
スナック。要はリンゴで作ったポテチ。袋の大きさは半分程度にも関わ
らず値段は 500 円弱!と一見高価に思えますが、味は絶品です。web
で調べたら、減圧下、できるだけ短時間でサッと油をくぐらせて作るそ
うな。しかしながら決して脂っぽいわけではなく、後味はとてもスッキ
リしています。これ、普通に市販されており各種通販でも入手可能。商
品名“アップルスナック”で一つよろ。

マジウマ

 実は更にこの上を行くリンゴスナック、あるんだなぁ、弘前には。ど
こで売っていたか忘れてしまいましたが(ゴメン)、凍り豆腐と同じ原
理で凍結乾燥法という、高い手間暇かけて作ります。見た目もしなびて
なくて、生きたリンゴの外観そのままに水分だけを抜き取ったもの。離
乳食にあげてもOKなくらい、舌でとろけてなめらかな喉ごしがステキ。
そう言えば本当に離乳食として売られていたような気がする。

 これか...?


【2008.1.18 アメリカエネルギー省】

 おお、ようやく見っけ。アメリカの次世代太陽電池プロジェクト、
下記HPより PDF ファイルとして公開されています。

■次世代太陽電池デバイスとプロセス抜粋
 Future Generation Photovoltaic Devices and Processes Selections
                                           (2007.11.8)
 http://www1.eere.energy.gov/solar/solar_america/future_generation_pv.html

 



【2008.1.18 記事のご紹介】

■パワーバンクシステム 太陽電池 保守簡単に
 耐久性向上 ゴミも落ちやすく
    (2008年1月17日付 日経産業新聞 8面 デバイス)

 H塚様感謝です!


【2008.1.18 台湾に行きました】

 御報告遅れましたが、お待ちかね(?) Taiwan 2007 台北 日記 です。

 MacBook Air、ホスィ


【2008.1.17 講演会のお知らせ】

 今年もやります、薄膜基板研究懇話会! 基調講演はなんと鈴木自動車の
会長、鈴木 修氏です。参加登録費は 35,000 円で講演要旨集1部・宿泊費・
昼食・懇親会宿泊費・昼食・懇親会費込み(おトクです)。初日だけ参加
というのもアリです。

 ■静岡大学薄膜基板研究懇話会 第11回研究発表会
 

 主 催:静岡大学薄膜基板研究懇話会
 日 時:2007年
2月7日(木)・8日(金)
 会 場:
グランドホテル浜松4階 スズキゲストハウス
  
http://www.spdlab.com/news20071220.html   (100KB)

 私ねぇ、大変申し訳ないのですが sane のD論最終発表を見届けなければならんので見送りです。ゴメン...


【2008.1.16 記事のご紹介】

■「ソーラーバレー」に大変身 シリコンバレー光再び
 環境ビジネス活発
    (2008年1月14日付 読売新聞 7面 経済)

 H塚様感謝です!


【2008.1.15 来客】

Mr. Takeru

 ご実家が直ぐそばということもあって、先端研までお立ち寄り頂きました。
久々にお会いできて嬉しいぞ。(^^;)

 申し遅れましたが、写真向かって右端は現在EPFLで修行中、お正月休み
で一時帰国中の
別所毅隆君でした。かつての村上先生や伊藤先生がそうであっ
たように、彼もまたここを巣立つ頃には一角の人物になっていることでしょう。
グレッツェル研の中でのミッションは、高効率化技術を担当。唯一の存在です。

 私が手にしているのは彼が作製した、いわゆるグレッツェル研のグレッツェ
ルセル。初期効率は2桁台の本物です。素敵なお土産、ありがとうございました。


【2008.1.15 現場復帰】

 ふ〜。海外より戻って参りました。積もる話は後ほど。

 職業柄、いろんな案件を“依頼”受けます。講演・査読・原稿執筆・見学
・実習・相談・取材 etc. できるだけ前向きに対応してきた積もりですが
(安請け合いとも言う?)、東京に来て以来、常にキャパシティーを超えて
オーバーフロー気味。もう、無理。

 出掛けに気になっていた原稿、確か締め切り過ぎてそろそろン日?思って
調べたら、既に掲載予定日すら過ぎていることに気付きました。あはは(滝汗)。
お陰様で1つ身が軽くなったと言いますか、、、催促してくれればと言いま
すか、、、お子様みたいな言い訳ですみません。

 出張から戻ると今度は下のメールが。またやっちゃったよ...(最低)

>Your services as a Reviewer are no longer required on the above-mentioned manuscript.
>Many thanks for your consideration.

 
ほんと、スミマセン


【2008.1.9 今日のお仕事(2)】

 今日も小ネタ。ソーラーシミュレータ(山下電装 YSS-80)の光量が
どうにも上がらなくなってしまったため、ランプを交換。

ランプ


【2008.1.8 今日のお仕事(1)】

 高効率セルへの布石、第二弾。ニューロングの手刷り用シルクスクリー
ン台(特注品)。台座をくり抜いて、所定の大きさの FTO ガラス板をピ
シッとはめるよう加工して頂きました。操作中はズレ防止のために下から
真空引きをします。スクリーン枠にはガイド孔が設けられているため、途
中で版を変えることも可能。メッシュはナイロンから SUS へ変更。

 条件出しがほとんど振り出しに戻ったため、正直、これからが大変です。。。

台座
スクリーン


【2008.1.7 改めて新年の御挨拶】

 遂に本格始動と相成りました。改めて本年もどうぞよろしくお願い
申し上げます。 
m(--;)m

-----とりこぼし記事、列挙 
H塚様に感謝です---------------------

コスト半減の太陽電池参入 TDK・太陽誘電 シリコン使わず
 10年に製品化 薄く曲がり用途拡大
    (2008年1月5日付 日本経済新聞11面企業総合)
 http://www.nikkei.co.jp/news/main/20080105AT1D0407O04012008.html
    (2008年1月5日付 NIKKEI NET)

■人工浮島で太陽発電=スイスの研究所がプロジェクト
 http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2008010200075
    (2008年1月2日付 時事通信社 web)

■環境に優しく 太陽電池 薄膜や非シリコン型
    (2008年1月1日付 日経新聞第二部2面)

太陽電池、2−3年で価格低下へ シリコン不足解消
 薄膜型量産 世界で加速
    (2007年12月28日付 日経産業新聞10面先端技術)
--------------------------------------------------------

 
今日の東京、めちゃくちゃ寒いです。こういう日に限って部屋の暖房器具?(エアコン)
の調子が悪い。皆、部屋の中でコート来て震えてます。さぶっ。


【2008.1.6 りんごの里から】

 どうでも良いネタ1つ(現実逃避行動中です)。下の写真はリンゴジュース。
一見普通ですが、これ、市販されていません。農家が自分の楽しみのためだけ
に作った
本物のリンゴジュース。あるんだなぁ、弘前には。

 いわゆる保存料のアスコルビン酸を加えていないため、味は絶品です。一度
この味を知ってしまうと舌が肥えてしまい、市販のものが確実にマズく感じて
しまう危険な飲み物です。量に限りがあるため皆に行き渡らないのが大変申し
訳ないのですが、縁があったらいつか一升瓶で持ってこようと思います。

どこから見ても...


【2008.1.3 お休み中】

 も、申し訳ない。家族サービスで仕方なく、、、(ウソです)。

岩木山の麓
百沢スキー場にて


【2008.1.2 お休み中】

 「もしもし?わーっ(私)」「もう少しで、つぐはんで(着くからね)」
いぶかる聡一郎を尻目に、実家へ連絡。北緯37
40度線を越えると、津軽弁モ
ードのスイッチが入る。国を出てから20年余り。がしかし、第三の言語は
褪せることなく、記憶の底に格納されている。夜、帰着。珍しく?弟(北
大の助教)と遭遇。雪・おせち料理・みかん・お年玉、お正月だ。。。

仙台
弘前



 ああ、城戸先生、
今回も過激ですね。昨日の「デキル社長とデキナイ
社長の見分け方」に続いて、今日は「国家プロジェクトはなぜ失敗する
のか」

 付け加えるならば、経産省はプロジェクトの内容を NEDO に丸投げ、
NEDO は中身の判断を評価委員のセンセイに丸投げ、という構図で、気
がつけば当初の志は廃れてしまい、最終的に既得権を持った特定のセン
セイ方に都合良い予算ばらまき型のプロジェクトになりがちという話。
民主的と言えば民主的?ですが、、、私があれこれ解説する必要も無い
ですな。

【2008.1.1 ニュースです】

太陽光発電1400万戸目標 政府「30年まで」全世帯の3割相当
                  (2007年3月31日付 東京新聞 web)
 http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2007123102076353.html

 
20億円ですか。まあ、某所のふんぞり返った大先生方が、ごっそり予算消化して終わりになりそうな。(爆)


【2008.1.1 お正月】

 自宅前の公園にて

 皆様明けましておめでとうございます。のっけから何ですが、遂に
来ました 2008 年! いや、正確にはあと4ヶ月と12日。DSCコミュ
ニティーでは1つの区切りとして認識される、グレッツェル先生の基
本特許が Expire される日が目前となりました。

 いやいや、コトはもっと重大です。地球の温暖化は今年も止むこと
はありません。CO2 問題は確かに深刻ですが、その本質はエネルギー
問題であると言えます。豊かな石油時代が終わろうとしています。自
分の講演会では出だし、ここで笑いを取るわけですが(聴講者のみぞ
知る)、、、はさておき、「石油の生産量は2005年5月がピーク
でした(過去形)」。

 我々が享受している石油文明は、今から 40 年前に発見された油田
を消費することで成り立っております。それ以降大きなものは見つか
っておらず、発見数も40 年前をピークに減少に転じています。そう、
我々の文明は、緩やかに下り坂へ向かって進み始めているのかもしれ
ません。個人的に面識はありませんが、この辺、元東大の石井先生
HPにて興味深い知見が公開されております。もちろん、全てを鵜呑
みにするわけにはいけませんが、次世代のエネルギーを何とかしなけ
ればならないという点で異論は無いことでしょう。

 数ある自然エネルギーの中で最有力候補の太陽光発電も、以前にも
増して大きな期待が寄せられております。と同時に、これまで既得権
益に甘んじていたシリコン系 vs 有機系の予算獲得合戦が熾烈になっ
て参りました。正直、見苦しい。*どちらかと言うと学側の話

 その一方で、色素増感太陽電池は淡々と、良くも悪くも国の補助金
やコントロールとは無関係に今、民間の力で実用化の扉を開こうとし
ています。一日も早くその日が来ることを楽しみにしております。

 今年の抱負? ソーラーカーに決まってるでしょ。(^^;)