China2003 長春日記
【2003.12.14(日)晴れ→雪】
おぁーっ、マジですか?
と思わず機内からどよめきが起きるほど、着陸寸前に雲の合間から見えた外の景色は荒涼としていました。辺り一面、雪で真っ白!と言いますか、雪煙が舞う...。う、うううう。出掛けに「おまえは南極探検隊か?」と
has
をからかった自分を反省しつつ、フン、なるようになれですよ。フランスには積極的だった
Tomiha
は、なぜか今回来ていません。でも来年のハワイは行くそうです(5〜6回はこのネタでしゃべりました)。しつこいですか?>私(苦笑)
空港着きますと、お出迎えが来てくださいました。バスはどこ?ん、Audi!?というわけで、仙台出発組は全員黒塗りの車6台に分乗してホテルに向かいました。や、ね、Audi
くらいじゃそんなに驚かないんですが、これがただのタクシーではなく公用車だというのは乗り始めてから直ぐに思い知らされましたよ。スピードは控えめながらも、行き交う車を蹴散らしながら、分かりますか?少しでも目の前を他の車や人が妨げようものなら、クラクションとサイレンと拡声器で追い払う様は圧巻でした。気分は正にVIP?
予想外のコトは起きるもので、会場着くなり金子(正治)先生にお会いしちゃいましたよ。んー、ありえない。今でこそ私、色素電池などという洒落たテーマに携わっておりますが、研究歴から言えば水熱合成屋なわけで、こんなコアな会議で出くわすとはびっくりでした。宿泊は長春でも数少ない5つ★のシャングリラホテル、それはそれは御立派でした(満足)。
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重装備
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仙台→長春
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で、着きました
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Audi
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空港
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町並み
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Shangri-La
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ホテルの窓より
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ロビー
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思わず
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豪華〜
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絶好調のお二人
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TV点けたらフセイン拘束のニュースで持ちきり。
【2003.12.15(月)晴れ】
折に触れ中国語で話しかけられるマッシュルームカットの
has
を横目に見つつ(ぷ)昼食。外が晴れたので、取り過ぎたカロリーを消費すべく近場の公園へ散歩に出掛けました。
だー、さぶい。吐く息がそのまま凍ってスターダストになります(嘘です)。スキー場に例えると、蔵王の頂上くらい。そう言えば思い出すなぁ、私の出張日を見計らってこっそりスキー行ってたやつ。しつこいですか?>私(苦笑)
南湖公園到着。池の上はすっかり凍っていて、人が渡り歩いておりました。
【2003.12.16(水)曇り】
まあね、時期悪いし。予測していたこととは言え出席メンバーと発表内容も大方見当が付いてて、純粋に学術的な収穫だけを期待するならば今回の会議は見送った方が正解だったかも。と思いつつ発表を聞いておりましたが、やっぱり見送った方が正解だったかも。(くどい)
とは言え、いろんな面でお得な会議だったことは間違いないでしょう。一泊
70 US$ で毎日朝・昼・晩、豪華料理が食べ放題ですもん。Flight Ticket
も僅か \39,000 でしたし。
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氷の道?
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と思ったら
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公園で
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お祭りの準備中
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長春駅です
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お仕事中
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なぜかこのメンバーで
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お隣させて頂きました
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歌と踊りがあって
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盛り沢山(以下略)
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こ、これは!?
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引きずられて...
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今回は金子先生とお話できたのが一番の収穫でした。んー、まだまだ苦労足りないです
>私。
【2003.12.17(木)曇り】
口頭発表 15+5
min、無難にこなす。受け狙いのプロペラ回しは本人が期待したほど反響が無く。が、なぜか発表後に取り囲まれて質問攻めに会いました。水熱国際会議ではやや異質なアプリケーションだったかも。
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朝の3番目
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吉林大学
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新棟
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TOF-MASS
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食い過ぎ
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んー。中盤から参加者が大きく減り、明らかに前回を下回っております。昨日のポスターも、エントリーが
100 数十件ありながら実態は 20
件程度だったし。国際会議はある程度開催地の国力が反映するわけですが、それ以上に水熱研究者の若手が少ないことが一番の原因でしょうな。プレゼンの
OHP もぱっとしないし...。
そんな雰囲気を察してか、夕方からラボツアーのバスがチャーターされました。吉林大学、8つあるうちの一番新しいキャンパスを御案内していただきましたが、綺麗・でかい・凄い!です。私のいる研究所(一部戦前の建物)なんか、ゴミに思えるくらい立派でした。ノーベル科学者を招聘してわざわわざ新棟建てる思いきりと言いますか、なんと分析装置一つ一つに部屋が割り当てられている余裕と言いますか、少しずれているところはあるものの、高等教育に掛ける意気込みが伝わってきます。「毎年言われてきたことかもしれないけど、10年後の中国はきっと凄いよね(金子先生談)」。私も強く同意します。
【2003.12.18(金)曇り】
天気は二日目を除いて連日薄曇りでしたね。朝
6:30
のフライトにて長春から直行で仙台へ。姉妹都市提携を結んでいるため乗り継ぎが無く、大変便利です。金子先生にお借りした
300 元が無ければ空港使用料が払えませんでした。(あぶねー)
というわけで、妙な達成感で心が満たされつつ到着。再見、長春!
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最後の出口
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脱出(笑)
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*番外編、ホテルのドアにて
ちょっと違う...
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