酸化チタンナノ結晶ECDの概要

 半導体ナノ結晶を用いた次世代の表示装置です。エレクトロクロミックディスプレイ、エレクトロクロミックウィンドウ等含めてエレクトロクロミックデバイス(ECD)と呼んでいるようです。

 本HPでは各種の動作原理の異なる有機・無機ECDの中でも、特に
ナノ結晶微粒子膜有機色素を組み合わせたECDを中心に概説します。ナノ結晶微粒子膜は表面積を稼ぐことに寄与し、このため単純な平滑膜では得られない高いコントラストと速い応答速度を実現しています。

 表題に「酸化チタン」とありますが、金属酸化物なら大概のものは適応できると考えております。
色素増感型太陽電池でおなじみの同じ考案者でありますグレッツェル教授に敬意を表して、暫定的にこのような名前を付けました。

 液晶、有機ELに次ぐ
第三のケミカルディスプレーとしての行く末を温かく見守りたいと思います。


 お問い合わせは 内田 聡 uchida@rcast.u-tokyo.ac.jp まで、遠慮なく質問意見等お寄せ下さい。

 

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