不定期日記(2004)前期 ネタは随時募集しております。ぜひ御一報下さい
http://techon.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20060307/114326/
【RETAILTECH】電子ペーパーを用いた値札,NECやイシダが展示
http://techon.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20060307/114324/
日経マイクロデバイス
[2006年3月号 no.249 3月1日発行]
http://bpstore.nikkeibp.co.jp/mokuji/nmd249.html
Cover Story 太陽電池
多結晶Siを使わなくなる日(025p)
[Part1] 全体動向 太陽電池の材料革命,ケタ違いの市場拡大を加速(026p)
[Part2] 技術 薄膜Si,薄膜化合物,球状Siが量産ラインで低コスト化を競う(036p)
また、MAC-miniの「」フォルダーには、エレクトロクロミックの論文を一つ
入れておきました。AdvMaterです。
http://techon.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20050525/105056/
○タキロン、カーボンナノチューブで成形加工できる透明制電樹脂プレート
http://techon.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20050524/105019/
○SID:2010年に向け、曲がるディスプレイへの期待相次ぐ
http://techon.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20050524/104987/
http://www.aist.go.jp/aist_j/press_release/pr2005/pr20050525/pr20050525.html
Smart Windows
http://www.sciencenewsforkids.org/articles/20051214/Feature1.asp
安価な薄型ディスプレーを商品包装に利用(上)
http://hotwired.goo.ne.jp/news/20051219301.html
安価な薄型ディスプレーを商品包装に利用(下)
http://hotwired.goo.ne.jp/news/technology/story/20051220307.html
”電子ペーパーのキラー・アプリケーション:パッケージング”
というやや大上段に構えたタイトルです。↓
http://www.wired.com/news/technology/0,1282,69839,00.html?tw=wn_1techhead
IY様
■ブリジストン |
HPの更新は手抜きモードですが(ゴメン)、実験は淡々と進んで
おります >sane、偉いネ。
DSC ほど注目されないのが悔しいですが、かなり良い成果出ており
ます。来春、電気化学会にて公開予定。
■電子ペーパーの憂鬱
http://techon.nikkeibp.co.jp/article/TOPCOL/20051206/111397/
ついにNTERA来日です。
■2005年度 第4回
日本画像学会技術研究会(通算第92回)
電子ペーパーのカラー化技術と最新動向
http://www.isj-imaging.org/smr05/smr05-4.html
主催:日本画像学会
会期:11月15日(火)
場所:日本化学会 化学会館ホール (03-3292-6161)
がーん。終わっとる...
電気化学会の発表に向けて、sane
が何やらフレ
却下です!
(^^;)
キシブルでピクセルな ECD を試作したらしい。
が、仕上がりは御覧の通り。努力は認めるもの
の、クロストークが大きすぎて公式の場に出すの
はちとはばかられる。
【2005.7.29 曲がる nc-ECD】
ナノ結晶ECDのフィルム化、まずは動作確認。色素電池で
暑。
お馴染みの技術なのでトラブルも無く、ほぼ想定内。
■曲げても大丈夫 カラー表示の電子ペーパー、富士通開発
■電源切っても表示
大日本インキ
書籍末端など向け
http://www.asahi.com/business/update/0714/065.html
(2005年7月14日付
asahi.com)
富士通がカラー電子ペーパー
(2005年7月13日付
日刊工業新聞9面)
■電子ペーパー 背景「自然な白さ」に
大日本インキ 書籍末端など向け
(2005年6月27日付
日経産業新聞7面)
【2005.6.23 記事紹介】
http://techon.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20050527/105163/
【SID】精細度200ppiの曲がる電子
ペーパー,セイコーエプソンが開発
(2005/05/27日付 Tech-On!)Flexible AM-EPD
研究本部エレクトロニクス
└オプティクス研究領域
└表示技術
ナノ結晶タイプではありませんが各種表示デバイス、「有機感光体アドレスの
コレステリック液晶表示のもの」と「トナーを用いた帯電粉体の電気移動タイプ
のもの」が公開されています。
光書き込み型電子ペーパー 光書き込み型カラー電子ペーパー トナーディスプレイ型電子ペーパー
■有機版「ムーアの法則」へ
メモリやマイコンも視野に
日経エレクトロニクス 5/23, 104-109
(2005)
■有機技術の得意技
まずディスプレイで生かす
日経エレクトロニクス 5/23, 110-115
(2005)
どうやら OLED
はフィルム化が難しいらしい。nc-ECD
のフレキシブル化なんて、ちょろいもん?
(^^;
【2005.4.31 記事紹介】
かなり前の記事です。 「電子ペーパーを使った腕時計,セイコーエプソンらが開発」
http://techon.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20050330/103260/
(要登録・無料)
意外に簡単に実現
左から順に赤・青・黄色。がしかし、よく見ると酸化チタンの無い部分
(電解液部分)も着色が。これではただの追試じゃないか...
やはりと言いますか、グレッツェル特許出てますね。審査請求もされて
います。このままでは DSC の二の舞に。(汗
本件の nc-ECD は国際分類特許で
G02G1/15(訂正)G02F1/15
が相当
するとのこと。Fターム検索では
テーマコード:2K001
ターム CA07 × 多孔質
などのワードを組み合わせるのが良いようです。2K001 × AA02
でも良いカモ。
特表2000-506629<基本特許>
特表2000-506629_特許法第17条の2の規定による補正の掲載
UM
様、ありがとうございました。
【2005.4.7 講演会情報】
もう来週なんですが、1つ。
ビギナーのためのFPD講座
これだけは知っておきたいフラット・パネル・ディスプレイの基礎知識
日時:2005年4月14日(木)ハ10:00〜19:20
場所:明神会館(東京・御茶ノ水)
http://www.semicon-news.co.jp/forum/htm/ev050414-j.htm
■電子ペーパーを使った腕時計, |
|
■電子ペーパー応用様々 |
本HP、一般公開開始
お待たせ致しました。なぜ「富山県」なのか?という疑問はさておき、
まずは見てチョーダイ。
発色 消色 ↑動画です 5.3MB
酸化チタン膜を特殊な方法で作製しているために、非常に表面が平滑で、
かつ多孔質な仕上がりになっています。厚さはこちらの実測値で
2.99μm、
Ra=0.308μm でした。P 25
粒子膜で作製したセルとの比較は明日以降に。
■「90分なら疲れない」,電子ペーパーでの読書後の
視覚疲労について日本工大が発表
(2005年2月24日 Tech On!
ニュース)
電子ペーパーを用いた読書端末と文庫本で読書した場合,目の疲れはどう違うの
か―――。ディスプレイと視覚疲労の関係について研究を続ける日本工業大学
情報工
学科
教授の磯野春雄氏は,90分以内なら,電子ペーパーと文庫本のどちらで読書し
た場合にも,視覚疲労が認められないとの実験結果を発表した。「紙面とディスプ
レイ画面に関わる先端技術動向」をテーマに東京都内で開かれた「エレクトログラ
フィー特別研究会」で明らかにしたもの。(中略)
今後は反射率やコントラスト比などを高めて読みやすくすること,使い勝手を良くす
ることなどが課題になる」と発表を締めくくった。
Ntera
社が展示会で発表した模様。
■白黒はっきりさせる新型ディスプレイ技術登場
(2005年2月16日 CNET Japan
ニュース)
アイルランドのダブリンを拠点とするNteraで最高技術責任者(CTO)を務めるCorrは、ほぼどの
角度からでも文字を読めるような真っ白の背景をLCD上で再現する新しい技術で、この問題を解決し
たいと考えている。(中略)
「これは人々が親しんでいるインクと紙のように見える」(Corr)
そのものずばり、ナノ結晶 ECD
の文献です。ウプサラ大のハグフェルトから。
Direct-driven electrochromic
displays based on nanocrystalline electrodes
Henrik Petterssona , Tadeusz
Gruszeckia, Lars-Henrik Johanssona, Mrten O.M.
Edwardsb, Anders Hagfeldtb and
Tomasz Matuszczykc
aSMIT Center and IVF Industrial Research and Development
Corporation, Argongatan 30, S-431 53 Mlndal, Sweden
bDepartment of Physical Chemistry, Uppsala University,
P.O. Box 579, S-751 23 Uppsala, Sweden
cFLC Electronics AB, Snflingegatan 4, S-43139 Mlndal,
Sweden
Displays,
Volume 25, Issue 5, December 2004, Pages 223-230
イオン性液体を使用した ECD
の文献です。動画も公開されています。
Use of Ionic Liquids for
π-Conjugated Polymer Electrochemical
Devices
Wen Lu,1 Andrei G.
Fadeev,1 Baohua Qi,1 Elisabeth
Smela,1 Benjamin R. Mattes,1* Jie
Ding,2
Geoffrey M. Spinks,2 Jakub Mazurkiewicz,2 Dezhi
Zhou,2 Gordon G. Wallace,2
Douglas R. MacFarlane,3 Stewart A. Forsyth,3
Maria Forsyth3
Science,
Vol 297, Issue 5583, 983-987, 9 August
2002
1 Santa Fe Science and Technology (SFST), 3216 Richards
Lane, Santa Fe, NM 87507, USA.
2 Intelligent Polymer Research Institute (IPRI),
University of Wollongong, NSW, Australia.
3 Monash University, Department of Chemistry, Victoria,
Australia.
カラー化より先に絵柄を優先、気合いで乗り切る。後は酸化チタンを塗布するだけ。
FTOガラス上のパターニング
経験値 1pt
獲得。
【2005.2.5 改名】
三たび、本HPのタイトルを変更。
(旧)「酸化チタン増感ECD」→(新)「酸化チタンナノ結晶ECD」
英語名なら略して nc-ECD
ですかね?
【2005.1.8 ニュースです】
■LAショー:Ferrariの「Superamerica」、ルーフに色の変わるガラスを採用
(2005年1月8日付
NikkeiBP)
イタリアFerrari社は、LAモーターショー(2005
Greater Los Angeles Auto Show、一般公開:
2005年1月7〜15日)で12気筒エンジン搭載のオープン「Ferrari
Superamerica」を発表した。
「575M」をベースに、ガラス製の回転式ハードトップを加えた。
ガラス製のルーフにはエレクトロクロミック技術を使っており、光の透過率を5段階に調整で
きる。最も光の透過率の高い状態ではエレクトロクロミックガラスに-1.2Vの電圧をかけており、
光の透過率は15%。最も暗い(光を通さない)状態では、+1.5Vで透過率は1.5%だ。停止中な
どは、中間の状態になる。
透過率の設定は車内のスイッチで行うが、最も明るい状態から暗い状態まで、変更には1分ほ
どかかる。1段階の変更なら約15秒だ。このガラス技術を提供したのは、フランスのフランス
Saint-Gobain
Sekurit
社。同社によると、これまで建築物にエレクトロクロミック技術を使った
ことはあったが、自動車に応用するのは初めてだという。(田知本
史朗)
全文が掲載されている blog
はこちら。WO3
系と予想。車に興味がある方はこちらをどうぞ。
【2005.1.5 記事紹介】
■次世代ディスプレー「電子ペーパー」
カラー表示
新技術
千葉大、特殊色素で画像化(2005年1月4日付
日経産業新聞9面)
ポリマー系のようです。
作業が滞っているので、せめて特許情報だけでも更新しようかと
検索始めたのですが、、、途中で挫折。「エレクトロクロミック」
で引っ掛かるのが 500 件程度ですね。DSC の 1000 件に比べれば
ちょろいもんですが、半日は集中しないと。。。
ECD も特許庁分類で「金属電気化学」になるんですかね? F ターム?
【2004.11.18
カラー化への道(1)】
時間に余裕の無い中、とりあえずガラス基板で2×2セルと |
■電子書籍は、なぜ飛躍できないのか〜立花隆氏講演
(YAHOO!
NEWS, コンピュータニュース -
11月9日(火)8時53分)
透明でフレキシブルだったらかなり魅力的だと思うのですが..
【2004.11.8 upload】
ECD博物館、久々に更新。今月中にマルチカラー化に挑戦します。
本HPのタイトルを(旧)「色素増感ECD」→(新)「酸化チタン増感ECD」
へ変更。他の酸化物半導体でも動作するはずですが、もっと良い名前ないですかねぇ?
久々に更新。お盆明けの
sane、早速怪しい実験を始める。
酸化チタン多孔体に代えて、酸化亜鉛多孔体で電極を調製することで発色に
何か変化が起きないか期待した訳ですが、、、何と1晩放置したら酸化亜鉛
が溶けて無くなってしまいまいました!
うがー、貴重な色素溶液がぁぁぁ(エコー)
ZnO 溶けて無くなるの図
3B封止剤の使いこなしについて 大幅に改訂 <いずれ削除
^^;
今日は花火見に行くかな。。。
>行ってきました
【2004.8.3 続・封止剤】
3B封止剤の使いこなしについて
DSCよりも先にこちらで公開致します。
もともと色素増感太陽電池専用に開発された光硬化性樹脂を試す。通常品の
31X-0■■■
とナノフィラーを添加した
31X-■0■(←使用前に混ぜる必要有り)。
前者
31X-0■■■
は本来想定されていない使い方である電解液に触れた状態
で UV
照射すると未硬化となるのに対して、31X-■0■
の方はきちんと固まっ
てくれました。
ウプサラ大のハグフェルト研究室です。
研究室 http://www.fki.uu.se/main_eng.htm
スタッフ http://www.fki.uu.se/fki_local/album.htm
顔写真 http://www.fki.uu.se/fki_local/personal/Hagfeldt.jpg
おおおお!ECDの、しかもフレキシブルが公開されているじゃありませんか!!
http://www.fki.uu.se/research/nano/textfile2/integration3.html
彼らは「Nanostructured
ECD」と呼んでいますね
私の出張中、sane
がせっせと実験してくれました。今流行のネタで、Ag
担持
した TiO2 電極が UV
照射で発色するそうな。TiO2
多孔質電極にこれを応用し
て、UV
光ではなく電圧を印加すればきっとうまくいく?
と思ったのですが、、、
TiO2 多孔電極に Ag 担持
さっぱりだめぇ〜。
今日は図無し。電解質の液絡を確保しつつ、酸化チタン電極2枚重ね合わせた上に
FTO対極を向かい合わせた電極で発色を試みるも、後ろ側の電極は全く変化せず。
だめぇ〜。
仙台猛暑(と言っても31℃ですが)。
ほぼ予定通り、2次元ピクセル化に成功しました(by
sane)。
ストライプ電極を2枚、90度直交させて重ねた最も単純なパッシブマトリックス方式です。
毎度、超重量級の動画(しかも QuickTime
形式)で申し訳ありません。
いつの間に... scene 1
動画(QT 71.5MB)scene 2
動画(QT 53.0MB)
近いうちにフェロセン無しの電解液で動作するか確認する予定。←
電極がやや黄色くなるのがイヤ
自分で FTO
基板をエッチングしてみました(by
sane)。メンディングテープの
マスキングにしては工作精度、かなり良く。
FTO 基板です
マルチセル化達成!
とりあえず見てちょ。(激おも、注意)
マルチセル の On-Off
http://dsc.rcast.u-tokyo.ac.jp/~ecd/img/PICT2957.mov
(37.3 MB)
http://dsc.rcast.u-tokyo.ac.jp/~ecd/img/PICT2957.avi
(30.4 MB)
【2004.6.11 いつの間に】
UV硬化樹脂を用いて、電解液の固体化に成功!
歴戦の、、、 研究者
見た目は前と同じです。
http://dsc.rcast.u-tokyo.ac.jp/~ecd/img/PICT2911.mov
(22.7 MB)
P90
で透明膜にも挑戦してみました。
http://dsc.rcast.u-tokyo.ac.jp/~ecd/img/PICT2936.mov
(4.8 MB)
【2004.5.21 ECD 始動】
百分は一見に如かず、でお楽しみ下さい。
before - after
http://dsc.rcast.u-tokyo.ac.jp/~ecd/img/P5210026.mov
(7.7 MB)
http://dsc.rcast.u-tokyo.ac.jp/~ecd/img/P5210026.avi
(8.3 MB)
【2004.5.17 HP更新】
今日は来客2件。んや、今週はずっと2件ペースで土曜日からキョーフの出張
週間へ。(萎
掲示板、エラーでまだ動きませんが御容赦下さい。
*来客が困るんではなくて、スケジュールが忙しい時に限って過密になるというありがちな
話でヒーヒー言っているだけです(誤解無きよう)。いろんな方が来られるのは寧ろ楽しみです。
【2004.5.15
HP更新】
今日は土曜日。精力的にHPを更新。ECD
博物館新設。このテーマ、意外にまだ
手が付けられていないことを実感。
【2004.5.10 HP開始】
色素増感太陽電池に続く色素増感型ECD(Electrochromic
Devices)HP
を開設。今年3月、N 君より ECD
の試作品画像を見せて頂くも、運悪く白黒画像
だったためあまり印象に残らず。昨日、今度は
S 様より「ECD
どう思います?」
聞かれて、改めてグレッツェルの論文を読み返してみた。感動!←鈍いよ
こりゃぁ、色素増感太陽電池と寸分違わないじゃないですか。ビオロゲン色素
さえ手に入れば何とかなりそう。あとはこれまで培ってきた電池作製技術をその
まま生かせば出来上がり?
あー、しかし色素電池と同じく二番煎じというのが腹
立たしい。今から始めれば新しいものができそうな予感。