TAIWAN 日記
2009 最終更新 11月13日
18:00
体力の限界。今日はこのまま帰ります。22:50
【2009.11.8 晴れ】
台湾、三度目。気温30℃と相変わらず暑いです。はー、でもやっぱり落ち着きますな。海外旅行にありがちな妙な緊張感を強いられなくて、心地良いです。今回は純粋に学会プログラム通り「行って帰るだけ」の旅程。今だから白状しますが、過去には現地の人の案内で一通り、あちこち、見せて頂いたことがあります。移動に国内線を使うので少し大変ですが、太魯閣(たろこ)渓谷などはピラミッドや紫禁城等に匹敵する、ワールド級の観光名所だと思います。いろいろ書きたいことはあるのですが、詳細は自粛。(^^;)
話を戻して、空港からタクシーで小一時間。学会会場直ぐ側のホテルに着いたのですが、主催者に伝えたはずの予約が入っておりませんでした。気まずい空気が一瞬流れたものの、御厚意により最上階手前の、見晴らしの良い大部屋に泊めて頂けることになりました。有り難や。お風呂が豪華すぎて戸惑いましたが(苦笑)。
ここからスタート 台湾桃園国際空港 ふ、風呂が...
【2009.11.9 ACEPS-4 Day1
晴れ】
ACEPS-4
初日。“Electrochemical Power
Sources”が主題の会議ですがメインは燃料電池でして、太陽電池がセッションに取り入れられたのは今回が初めてとのこと。早瀬先生・昆野先生始めとして、見慣れた日本人が若干名いたものの、少ない!
会場係と関係者を含めても僅か15名足らず!!と、過去に(国内ですら)経験の無い寂しい発表会でした。現地の登壇者も、DSCの仕組みを解説してみたり、効率を上げるためには「JscとVocとFFを上げなければいけません」調の、明らかに研究を始めたばかり感ありありの発表が繰り返されて、内心思わず「ああっ、もうっ!」。
誤解の無いよう断っておきますが、台湾のDSC研究レベルは決して低くないどころか、CYC-B1色素@国立中央大学のように世界トップ級のデータを出し続けております。後で知ったのですが、会議自身のアナウンス不足に加えて、学会参加費
NTD10,200(約3万円)が敷居となって、見るも無残なセッションになってしまった模様。どうなる、明日?
台湾科技大学にて 少なっ!
【2009.11.10 ACEPS-4 Day2
晴れ】
2日目、発表日。昨日と同じく10人ちょっと(苦笑)。とりあえず会議主催者に感謝の意を伝えて発表は無難にこなす。最後は質問攻めに遭いました。有り難い。会場外には、予めここへ来る直前に示し合わせていた ITRI のメンバーが迎えに来てくれていたため、一緒に昼食へ。彼らと会ってほっとしたと言いますか、ようやく台湾に来た感じ。で、その場で明日の予定を変更して ITRI を訪問することに決定。
講演中
【2009.11.11 ACEPS-4 Day3
雨のち晴れ】
二年ぶりの再開。書ききれないことが山ほど。研究室も綺麗な建家の4Fに引っ越しておりました。セルアッセンブリに関しては私の知る範囲、世界中でこの研究所に適う機関ありません。少なくともDSC作製の設備面において、我々相変わらず・完全に負けております。それでいて決して奢ることもなく、謙虚に、むしろどこか自信無さげで、常に真剣に私の話に耳を傾けておりました。最大限のホスピタリティを示して頂き、ただただ感謝でございます。
DSCチーム、祭(Tsai) 新居、4Fです デモセル Tung 博士 白柚
再見!
食べ過ぎ。明日戻ります。