Hawaii 日記 2008 最終更新 11月5日


【2008.10.12 ECS214 到着】

 またですか? 言われてしまいそうですが、またなんです >Hawaii
こんなこと言うと罰が当たりそうですが、選んで来たわけじゃないんです。
発表もしますが(一応)、日本電気化学会側の“幹事”なんです。いや、
ほんとに。エントリーしないと逆に怒られてしまう立場なので、仕方なく。
いや、ほんとに。(汗)

出発です
驚かしてゴメン
着きました!
渡邊先生発見
ワイキキにて
おまえは...
たたずむ小松っちゃん
変な人
好物のタピオカ
近場にて
夜の街
なぜかこんなものが


【2008.10.13 ECS214 Day1】

 午前:光触媒系、午後:色素増感太陽電池。う〜む、です。言い切るの
も何ですが、サプライズは無し。件数から言うと有機薄膜でお馴染みの
吉川研@京大がかなり貢献していた模様。他、主だった参加者としては
(発表順に)東京理科大・フジクラ・静岡大・桐蔭横浜大・九州工大・
東大など。

 私が良く調べて来なかっただけなのですが、DSCの発表は最終日も
少しだけありまして、予告によりますと
かなり凄いらしい。てか、そういう
発表は IPS とか PVSEC で披露してほしいもんです。いや、ほんとに。

晩飯です


【2008.10.14 ECS214 Day2】

 午前:光電気化学、午後:社会見学。大っぴらにお見せできる写真が
あまり無くて申し訳ありません。せっかく旅費を掛けて外国まで連れて
来た以上、その地の文化に触れてもらわないと。ねぇ!? (^^;)

海辺で
昼飯
運転しちゃだめよ
このぉ〜木何の木♪

 夕方、ホテルのコンビニでシンガポール大、NUS の学長に呼び止めら
れる。何でもアメリカ本土の会議の帰りがけに立ち寄られたとか。びっく
りしたと言うか、、、世の中狭い。つか、これがきっかけでサウジの例の
学園都市の話が復活したら?と思うと、恐ろしス。

 *サウジは現在、5兆円を掛けて KAUST(キング・アブダビ・Univ.)を
建設中です。ここに世界中の環境・エネルギー技術を結集させるプロジ
ェクトをプロモートしているのが NUS。しばらく前に先端研へ石油大臣が
直々に訪問したのもその一環です。瀬川研としては、つかず離れずの
スタンスを保持。そのままうやむやに。だって、お呼びが掛かったら、
私か久保先生のどちらかが身売りされる可能性、大ですもの。(滝汗)


【2008.10.16 ECS214 Day3】

 まずは下、御覧あれ。ポスターセッションは、うちら瀬川研@東大と旧
鈴木研(実質、森研?)@信州大の寄与が目立っておりました。持ち場
を離れられなかったため、他にも早瀬先生のところや昆野先生など顔
を出したかったのですがごめんなさい。

 SONY は今回、Carbon 対極という地味なネタにもかかわらず注目を
かなり集めていた様子。高田さん、初デビューです。(^^;)

大きさじゃ負けません
齊藤chan@瀬川研
小松っちゃん@瀬川研
玉木さん@瀬川研
SONY
←のポスター Lsize
宮坂研
集合!

 *自分では「ハワイの学会はネクタイなんか、いらんよ」学生に言っ
ておきながら、当日日本人の装着率があまりに高いのにビビッて支度
し直した私。いやぁ、悪い>瀬川研の二人。

 いよいよ明日は最終日、
B1, Conference Center (Coral 5) 会場にて
14:00〜15:40 まで、お見逃しなく。

 トラックパッドでHP更新は結構辛いっす。画像編集してると手が腱鞘炎になりそう。
今回御紹介できなかった他研究室の皆様、ほんと済みません。


【2008.10.17 ECS214 Day4】

 あっと言う間に最終日。今日の主役は3名。なぜか「Battery & Energy」
なんてセッションを選んだ人達。既に参加者の何割かは帰国の途につい
ております。アナウンスなければ見落としていたかも。という、やや緊張
感に欠けた雰囲気を吹き飛ばしてくれたのが
日本特殊陶業!
ざっと特徴だけを列挙しますと
・基板は銅ポリイミドの積層(5 layer)フィルム+FTOガラス
・インターコネクトに直径300μmのハンダ・ボールを使用
・対極にカーボンペーストを使用

要約しますとこれだけなのですが、その効果は絶大で
・80mm 角の集電型セルで開口率 95.1% を実現(理論上 98% 以上可能)
・上記の試作セルで 5mm 角セルの出力の 92% を確認
・最後の Cu 層が水・空気を完全遮断
・電極とり回しは背面のみで完結

など、精緻に考え抜かれた構造となっております。更にかみ砕いた説明を
するなら、
“面積をいくら大きくしても集電ロスが生じない”ある意味、究極
のDSCかもしれません。実は前回のECS206 では
「FTOレス」のDSC構造
や、半導体微細パターニング技術を生かした
「櫛歯電極」等、ぶっとんだ
アイディアを披露してくれていたのですが(当時は東北大との連名よん)、
5年の歳月を経て更にパワー・アップしたものを見せてくれました。凄いね。

高島さん
宮坂先生
早瀬先生
集合写真1
集合写真2
集合写真3

  下は本学会主催の懇親会(Banquet)。お馴染みの郷土料理とポリネ
シアン・ダンスで締めくくりました。

Luau
フラ1
フラ2
お疲れ様〜


【2008.10.18 ECS214 Day5】

 先ほど皆、トラブル無く帰還致しました。業務連絡。私はこのまま仙台へ。

B777/UNITED


【2008.10.19 ECS214 Extra】